2012年1月31日火曜日

色々な干し芋できました



8種類の干しいもができました。


さえない色もありますが…これが一般的な色かもしれませんが、他にもオレンジや紫、飴色の透明感のあるものなど、なかなかきれいにできました。
干し芋をつくるために栽培した8種類のサツマイモです。


紫のパープルスイートロードは甘さからすると素朴な味ですが、何と言っても濃い紫色が魅力です。
ベルベットは輪切りにすると、オレンジの中に紫の色があってこれもきれいです。
でも収穫量が少なく、いくらもできませんでした。


蒸したベルベット

干しあがったベルベット


昨年ヒットしたクイックスイートは今年も甘く干しあがりました。
でも今年の新顔、ベニハルカは色味共にベスト1でしょうか。
素朴な干しいものイメージはなく、おしゃれなスイーツに変身します。


クイックスイート

小ぶりな安納芋は丸ごと干しました

ベニハルカとパープルスイートロード
グラスに入れると、スイーツに変身

しかし掘りっぱなしで管理不足のため、8種類の芋が入り乱れ、色や形で判別できないものが出てしまいました。


あいまいなままプレゼントしていますが、まっ、いいか!美味しいんだから!


今年は干しいもばかり作っていて、薪ストーブで焼き芋をすることを忘れていました。
蜜が溢れてストーブを汚してしまうことが多いのですが、焼き芋のおいしさも格別です。
残りのサツマイモは焼き芋で食べたいと思っています。




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2012年1月26日木曜日

たくわん漬けと白菜漬け


冬の漬け物…代表選手
たくわんは厚めに切って食感を楽しみます

今年もたくわん用に練馬大根をたくさん作りました。

これまでに3回ほどたくわん漬けはしていますが、毎回塩が強く、漬けてはみたもののなかなか食卓にはのぼりませんでした。
昨年も新たくわんの頃に4、5本出しただけで、後は15キロの重しをのせたまま今でも納屋の隅に置かれています。


古いたくわんは塩抜きをして炒めて食べる方法もあるのですが、そこまでして食べたくないというか、個人的にはあまり好みの味でないので、知らん顔して避けてきた…という感じでしょうか…夫は好きなようですが…

そんなわけで、たくわん漬けは、なんとなくおっくうな仕事になってしまっていました。
なかなか腰をあげない私を見かねて、夫は大根を抜き、洗って、軒に吊るしてくれました。

毎日台所に立つと、目の前に干された大根がだんだんと水分が飛んで、萎びていく様子がわかります。
はいはい分かってますよ、私がたくわんを漬けますよ!
仕事はできる方がする…のですから。

昨年暮れ12月25日にたくわんを漬けました。

今回は20本ほどで少なめです

昆布、唐辛子、干した柿の皮、干し大根の葉でうま味をつけます

はんぱが出ないよう、きつくしっかりと巻き込みます

10キロほどの大根にたいし、5,5キロの重しと13キロの重石をのせます

初めてたくわんを漬けた時は農業雑誌を参考に漬けたのですが、わりとアバウトなレシピで、今考えると塩分は10パーセント近くあったようでした。
昨年はインターネットで検索して漬けました。
6パーセント弱の塩加減でしたが、まだまだしょっぱくて食べられませんでした。


今回は大根に対して塩は4パーセント。きび砂糖(本当はザラメ)も4パーセントと甘めにしてみました。
数日前に樽を開けて初物をいただきました。
おいしい! 
なかなかの塩加減です。
たくわん漬けで初めての感動のでき上がりです。


こんな感じに漬けあがりました


…あぁ、もう少し塩を控えてもいいかな…
パリパリとサラダ感覚で食べるためには、大根があまり萎びないうちに、早めに漬けるのもいいかも…
とたんに次回のたくわん漬けへの意欲が湧いてきます。




こちらは白菜漬けです。
今年の1月6日にミニ白菜と普通の白菜で、二樽漬けました。
塩分は3パーセント。
10日ほど前から食べ始めましたが、ミニ白菜の樽はもうおしまいです。
このスピードでいくと、残りの樽も早くに底が見えそうです。


1月6日の漬込み。 昆布、唐辛子、柚子が入っています

漬け上がり

もう次ぎの白菜漬けをしなくては間に合いません。
今日さっそく白菜を採り、日あたりに干してきました。
太田から帰ったら、漬込みをしようと思っています。


白菜を干します…甘みが増すそうです


 





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2012年1月21日土曜日

かたづけ

関東地方の広い範囲で雪が降り、桐生のこのあたりでも見渡す限りの雪景色となりました。
ひと月以上も雨がなく、元気のなくなった作物を心配していましたが、ようやく一息。
乾ききった畑には恵みの雪となったことでしょう。




今週は群馬テレビの収録があり、そのための掃除やかたづけでてんやわんやでした。

日頃お世話になっている群馬銀行からのお誘いで『ビジネスジャーナル』にとりあげていただくことになったのです。
これまで広告宣伝にはあまり興味もなく…それ以上に予算もなかったものですから…今回の群馬銀行からのお話に、こんな小さな会社で大丈夫!?の不安と驚きでいっぱいでした。

撮影場所は太田の事務所と2階のリビング、和室。
桐生のアトリエの撮影ということでした。


最近は太田での生活はしていないのでお掃除も簡単にすんだのですが、なにしろ築20年の建物です。
基本的にはコンクリートの打ちっ放しなのでそれほどの古さは感じられないと思うのですが、リビングのソファーなどはかなり生地が傷んでしまっています。
大きなソファーには、子供たちがとんだりはねたりお昼寝をしたりの歴史のままに今の状態があるのですが、こんなことならソファーの張り替えをしておくんだった…と、今さらながらに思いました。


リビング


廊下には桐生の庭のロウバイを活けました

階段の踊り場はお正月の松にバラの実、シンビジューム

和室

和室はアンスリュームとフリージア


さて桐生のアトリエは大人二人の暮らしですが、日々の暮らしでかなり乱れておりまして…
テーブルには郵便物、雑誌、新聞、メモ用紙、パソコンが雑然と置かれています。
4,5メートルの長さのあるテーブルですから、物がたくさん置いてあっても、食事をするスペースも新聞を拡げるスペースも十分にあります。
ついついかたづけがおろそかになります…これはかたづけが苦手ということなのですが。


キッチン、洗面所、風呂場などの水回りは、一番の生活感の出るところです。
シンクやタイル目地を磨き、洗剤やシャンプー、ブラシなどをかたづけて、できるだけすっきりと見えるようにします。


生活の場がショールームのようになるのは太田に住んでいるころからですが、その度にきりきりと緊張し、いつまでたっても慣れることができません。


そしてかたづけが終わると花を活けて彩りをもたせる…




リポーター、ディレクター、2人のカメラマン、群馬銀行の担当の方の総勢5名が太田の事務所と桐生のアトリエを撮影して行きました。


さてどのようなフィルムになるのでしょう。


久しぶりにテーブルがかたづきました


静岡の実家の甘夏の枝が立派な花材になりました。


スイセンの球根を洗って花器に並べてみました











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2012年1月12日木曜日

冬の畑

寒さは一段と厳しくなってきました。
今日はこの冬一番の厳しい寒さとか。


薪ストーブも夕方早めに帰って火をつけないと、なかなか部屋が暖まりません。
今日は6時に帰宅後、すぐに火を入れたのですが、まだ17度にしかなっていません。
厳しい寒さの続くこの時期には、5時前に火を入れないと、20度をたもつことがむずかしくなっているようです。




例年ですとお正月休みは落ち着いて畑仕事ができる時ですが、今年はお客が多く、お正月の食事作りに大忙し、思うように畑仕事ができませんでした。

いまだに夏野菜の片づけも終わってなく、果樹の剪定や、もう二月も前に買ったブルーベリーの苗木も植えることができませんでした。



雨の降らない畑では、野菜が乾燥と寒さで身を縮めています。

葉もの類は外葉が霜と乾燥でシャリシャリに枯れています。
日中でもネギを抜こうとスコップを入れると、土が凍って硬く締まっています。

霜で傷んだタケノコハクサイ


最初にできた青首大根、赤大根、聖護院大根、聖護院蕪はもうほとんどなくなりました。
年末のご挨拶に、それらの多く野菜が役立ったからです。
今、時間差で蒔いた第2段の大根類が、ようやく収穫できるようになりました。
これからのお使い物に、これらの野菜を使います。


残念なのがミズ菜、ミブ菜、ミニチンゲンサイ、ターサイです。
全体的に蒔いた種の量が少なかったのか、暮れのうちに第1、第2段共に配ってしまい、今は姿の悪い残りものばかりが連日の寒さでぐったりとしています。
実は第3段も蒔いてあるのですが、種が発芽してからビニールのトンネルをなかなかかけなかったので、ほとんど大きくならないままで寒い冬を迎えてしまい、今は成長が止まった状態です。


11月の元気なニンニク

1月のニンニク…枯れてしまわないか心配です

まだまだ小さなエンドウです

寒冷紗をかけて強風から守ります

この身を切るような寒さはしばらく続くようです。
すべての植物はじっと息をこらして、厳しい冬の中にいます。











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2012年1月7日土曜日

年が明けて


明けましておめでとうございます。



今年も従妹から送られた日陰かずらで、2メートルを超す大きなお飾りができました



12月30日にお餅をつき…もちろん餅つき機です
お供えは娘が丸めましたが、なかなかいい形になりました。


会社は昨日6日が仕事始めです。
小さな会社ですから、みんなに頑張ってもらう以外この不況を乗り越えることはできないでしょう。
でも小さな会社だからこそ、みなそれぞれが力を発揮することができるのかもしれませんね。

明るい希望が持てるような…そんな年になるよう祈っています。


そして6日は寒の入りでもあり、いよいよ寒さも厳しくなってきます。
もう長いこと雨が降っていない畑は、すべての作物の成長が止まっているようです。

今日7日は七草粥です。
春の七草を集めることは難しいので…ごぎょう、はこべら、ほとけのざなど、冬の雑草はまだ小さく、正確にその品種を見極める自信がありません。
結局、そのあたりの野菜を7種類集めて7種粥をつくりました。
大根(すずな)、蕪(すずしろ)、白菜、水菜、にんじん、しいたけ、れんこんです。
彩り重視ですね。


左手前みぶ菜の漬け物、左奥シソの実の醤油漬け
昆布巻きは鯖のすり身を芯にしています…ふる里、静岡の味です
イクラ以外は自家製です




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