2015年4月25日土曜日

山椒鍋





昨年6月初めに実山椒を摘んだ後、一度も山椒畑に出かけることはありませんでした。
夏の草刈りもしないままに一年がたち、今、葉山椒の季節を迎えて山椒畑はどうなっているのか出かけてみました。

山椒の木は蔓に絡まれてがんじがらめですし、周囲は2メートルを超す枯れ草が倒れかかって、荒れに荒れた状況でした。

8年ほど前に山椒畑が見つかった頃は、3メートルほどに育った山椒の木は30本近くあったのですが、年々枯れ木となって、いよいよ今年は15本ほどになってしまいました。
その上新芽もまばらな・・生命力のない、枯れはじめていると思われる山椒の木がめだっています。
来年は10本くらいになってしまうのでは・・心配です。



柔らかな山椒の葉はいつも佃煮にするくらいでした。





山椒佃煮 味付けは酒としょう油


ところが昨年、知人に白洲正子の山椒鍋という食べ方を教えていただき、その美味しさに衝撃を受けました。

今年も、鶏鍋に山のように山椒の葉をのせて、自家製ポン酢でいただきました。
ドキドキしながらいただく一口目は、山椒の刺激で驚きますが、2口目には美味しい!
最初の刺激はいつか程よい刺激になって、すっきりとしていくらでも食べられるのです。
山椒のアクも刺激も気にならない、驚きの美味しさです。


山椒の葉はたっぷりと、タケノコの木の芽和え
イタリアンパセリの酢味噌和え、スミイカの刺身を添えて

山椒鍋はこの季節限定のインパクトの高いお鍋です。
山椒の季節には必ず食べたい、楽しみなお鍋になりました。



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2015年4月22日水曜日

里芋の植え付け


緑の美しい季節になりました。
桐生から太田に通う毎日ですが、徐々に変化してゆく緑の景色に心を奪われています。
芽吹いた緑色のなんと種類の多いことでしょう・・
薄いオーガンジーをかけたような景色は、湧きたつような春を優しく包み込んでいるようです。


遅れた農作業を挽回すべく、12日は里芋の植え付けをしました。

毎年、種芋を保存している土室を開けるのはドキドキします。
過去に一度、覆っている麦わらが薄すぎたのか、寒さのために里芋が腐ってしまったことがありました。
以来、麦わらは厚く2層にして、しっかりと保温しています。
土室を開けると、いくつか傷んでいるものもありましたが、種芋の数は十分でした。


雨よけトタンと土、ブルーシートを外すと
麦わらに覆われた土室が出てきます


毎年、里芋の収穫は力仕事で、その量の多さに苦労しています。
特に大きく育つタケノコ芋は株を掘り起こすのも大変ですし、株をほぐして整えるのも時間と体力が必要になります。
そこで年々体力に自信のなくなりつつある私たちは、今年の作付けは昨年より少なくすることに決めていました。

サクを切って50センチ間隔で芋を置き、芋と芋の間にたっぷりの肥料・・EMぼかしと食品残渣肥料・・を置いていきます。

里芋の植え付けは割りと簡単な作業です・・しかも、しっかりした種芋がいくつも残っていて・・しかも、サクも余計に切ってあったりして・・もう少し植えようか・・と。



結局、里芋18メートルが3本。タケノコ芋は1本半。八つ頭7株。
・・昨年より多いんじゃないの?
二人で肩をすくめて苦笑い・・自分で自分の首を絞めているって事、ですね〜


さて、ジャガイモは今年も失敗です。
なかなか芽が出ないので掘り起こしてみると、切った種芋の多くは腐っています。
小ぶりのため、丸いまま植えたインカのめざめは、ほとんど発芽していますので、切り置いた種芋が敗因ですね。

ジャガイモを切って、10日も放っておいては、種芋にはならないのです。







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2015年4月16日木曜日

トウモロコシが楽しみです

桜が満開になる頃、寒さが戻りました。
霙が降るほどの寒さに震え上がりましたが、その後も冷たい日が続きましたね。
おかげで1日で桜が吹き飛んでしまうような嵐もなく、さらさらと舞い散る桜の花びらを何日も楽しむことができました。 



水菜も順調に育っているようです


ニンジンの芽

心配していたニンジンも何とか発芽しました。
トウモロコシは半分ほどしか芽が出ず、2週間ほどの間をあけて、もう一度蒔き足しをしました。
最初だけポットに種まきをするトウモロコシは、時期をずらせて年間4回ほど育てています。
次のトウモロコシを蒔く頃には気温も上がり、種は畑に直播きすることができます。


トウモロコシの発芽は半分ほど、手前のポットに新たに種を蒔きました
左はキャベツとレタスのパレットです。


昨年のトウモロコシの、最後の収穫は11月下旬でした。
この季節外れのトウモロコシはことのほか美味しく感じられました。


11月28日の最終収穫です

もちろんサヤも小さいですし、まばらな実付きのものも多いのですが、思いがけないプレゼントをもらったように楽しく食べることができました。
家族みんながトウモロコシ好きなので、今年も晩秋から初冬のトウモロコシを作りたいと思っています。





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