2011年1月13日木曜日

干しいも作り


このお正月休みにどうしてもしておかなければならない仕事がありました。
いつも気になっていたのですが 時間の余裕がなくのばしのばしになっていました。  
ようやく取り組むその仕事は『干し芋』作りです。

昨年この干し芋を作るために7種類のサツマイモの苗を育てました。
サツマイモは昨年の11月から12月にかけて収穫したのですが、掘りっぱなしの状態で置いておいたので、しなびたり、腐ったりと、一日も早い干し芋作りが必要でした。

7種類の苗を植えても同じようには収穫できませんでした。
たくさんの芋がついたのにどれにも大きなひび割れができた『紅きらら』。
10センチほどの芋が10個ほどしか収穫できない『ベルベット』。
同じように小ぶりで収穫量の少ない『安納芋』。
掘るそばから腐りかけている『パープルスートロード』。
まともに収穫できたのは『クイックスイート』と『紅乙女』『浜小町』だけでした。
また昨年は異常な猛暑の影響か サツマイモの花がたくさん咲きました。
これは小さな朝顔のようで、ピンクのかわいい花でした。


サツマイモの花

 干し芋作りは、蒸し器で蒸し上げた芋の皮をむき、スライスして干し上げるという簡単な作業です。
しかし7種類ともなると品種を間違えないように並べたり、乾き具合を見て裏返したり、重い干しカゴを外に吊るしたり室内に取り込んだりとかなり手間のかかる仕事になりました。



品種によって柔らかさがちがうようで(甘みの違いでしょうか)、干し上がるまで3日ほどかかりましたが、でき上がりも硬かったり柔らかだったりまちまちです。
安納芋は当然甘いのですがクイックスイートが予想以上に甘く美味しくできました。
干し上がった芋は、薪ストーブで軽く炙って食べるのが最高の食べ方のようです。


色とりどりの干し芋ができました




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