2012年8月27日月曜日

干しズッキーニと干しナスのオイル漬け

穫れはじめると食べきれないほどできるズッキーニとナス。

ズッキーニは7月までが盛りで、それを過ぎると形もいびつになり、収穫量もぱたりと少なくなります。
そのたくさんできる時期に作っておけばいいものを、毎日の忙しさに流されて、収穫量の減りだした頃になって、あわてて作るのがズッキーニのオイル漬けです。

ズッキーニを輪切りにして、ざるに広げて一日干しましす。


すると…ほらほら、かわいい柄が浮かび上がってきました。



ズッキーニが乾きはじめると、種の部分だけが浮かび上がってくるのです。

この模様、懐かしい木綿のレース柄に、こんなパターンがありました。
子供の頃のブラウスの襟やスリップ…あの頃はシュミーズって言ってました…のレースにこんな柄の刺繍がしてありましたよね。
半世紀前の話ですから…生成り木綿の少女の頃ですか…

私たちの身のまわりにある柄は、植物などの自然の造形からヒントを得たものがたくさんあるようです。
ズッキーニの種から、懐かしい木綿レースを思い起こしたひと時でした。


一日干したズッキーニを、ワインとワインビネガーに塩を入れた調味液で2 .3 分煮ます。
熱がとれたら、ズッキーニとドライバジルを適当にビンに詰め、オリーブオイルを注いたらできあがりです。


ナスも同じようにして作ります。



干しカゴに並べて…おおよそ30個のナスが並びます
右奥の干しカゴの中はトマトのルンゴとズッカ

二日間干したナス…ずいぶんとカサが少なくなりました 

ワインとワインビネガー同量と塩で、やはり2〜3分煮ていきます。
ビンに詰める時は、ニンニク(スライス)、唐辛子(小口切り)、イタリアンパセリ(パセリでも)を順にくり返しながら重ね、最後にオリーブオイルを注ぎます。

ニンニク、イタリアンパセリ、唐辛子を使います

味が落ち着けば食べられます

ズッキーニとナスのオイル漬け
ワインに合うと思います

干しナスはこれから9月に入っても作っていきます。
干しナスはトマトソースとも相性がいいでしょうし、干しナスでカレーを作ってもおいしそう。
出汁も合うでしょうから、煮ものにもしてみたいと思います。
調理も楽しみながらしたいものです…時間に追わればたばたと作ることが多いので…



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