2012年6月14日木曜日

実山椒と桑の実



気になっていた山椒の実。

週末(6月2日)に子供たちが手伝いに来てくれたので、ようやく山椒畑に行くことができました。


夫が忙しくしているので、なかなか山椒畑に出かけられなかったのです。
山椒畑にひとりで行くなんて…無理、無理!


人けのない窪地は家から離れていて…5分ほどですが…今年はまだ山椒畑の草刈がしてないので、腰までの高さに伸びた草を、踏み分けながら歩かなければならないのです。
そして、どうしても遭遇したくない、どうしても克服できないあるものが…それが出て来たら怖いので、とてもひとりでは入って行けないのです…意気地なしなんですょ…


子供たちはそれぞれが友達を連れてきてくれたので、とたんに私は勇気百倍。
先頭に立って山椒畑に突き進んじゃう気分です。




山椒の木には雄と雌の木があります。
花はついても実を結ばないのが雄の木です。
今年も雄の木以外はどれも山椒の実がたわわに実っています。


若い緑色の実がきれい

穫りがいのありそうな一本を決めて、総勢5名で摘み始めます。
辺りに山椒の香りが漂い…ああ、これも幸せ仕事のひとつですね…


子供たちの若い会話で山椒畑が明るく開けた感じになります…夫と摘むのとは違いますね…




息子は脚立を持ち出して、山椒の木の上の実を摘んでいます。
これまで手の届かない上の枝の実は、摘んだことがありませんでした。
山椒の木を上から眺めるのもいいものですね。


山椒の木を上から見たところ


小一時間もすると、それぞれの袋もふくらみ…そろそろ飽きてきたかな…
1本の山椒の木に5人が懸命に摘んでも、とても摘みきれません。


残りの十数本は手つかずのままになりました。





次に子供たちの目は桑の実に移ります。




この山椒畑はもともと桑畑でしたので、数年前に伐採した桑の木の残った株からもう新しい枝が伸びていて、桑の実もなっています。
大きな黒紫色の実がちょうど食べごろです。
実を採るために枝を引き寄せると、その揺れだけで、熟した実はぽろぽろと落ちてしまいます。




個人的には桑の実にはあまり興味がないのですが、子供たちは珍しさもあって楽しそうです。
東京の生活にはない環境ですから、わくわくする体験なのでしょう。
桑の実もたくさん採りました。



桑の実は軸を取ってからジャムにしました。
お砂糖は少なめに…桑の実は甘いだけなのでレモン汁を効かせます。


5人で摘んで5キロ…こんな山になりました。

夢中で摘んだ山椒の実ですが、次の作業をしなければ食卓にはのぼりません。
房から実を外す仕事です。
ちまちまとひとりでするのは、かなりしんどい仕事です。
毎年、睡魔と戦いながらの夜なべ仕事になっています。

子供たちのいる間に頼んでしまいましょう。

こんなにたくさんできました。

茹でて水にさらし、冷凍庫にいれれば、今年の山椒仕事はおしまいです。
いつでも必要な時に調理できますよ。

ちりめん山椒

山椒のしょうゆ漬け






















↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓

2012年6月9日土曜日

エンドウの楽しみ


サヤの中はきれいな実が並んでいます
…緑の真珠と呼びたいくらい


サヤエンドウは葉がすっかり黄色くなって、ほぼ終了。
スナップエンドウはまだいくらか緑が残り、ぽつぽつですが収穫できています。


毎日、朝日を浴びながら、気持ちよくエンドウを摘んでいましたが…それも2週間ちょっとくらいでしょうか…


昔からエンドウ摘みは好きでした。
まだ畑仕事に何の興味もない頃…父と母が健在で、私が月に1,2度くらいしか顔を出さない役立たずの嫁だった頃から、サヤエンドウ摘みはさせてもらいました。
楽しい事はしたいという勝手な嫁で、両親の丹誠込めて育てた作物の、収穫の楽しみだけをいただいていました。


毎年2.3サク作っていて、やはりかなりの量が穫れました。
5月の日差しの中で、無心にサヤエンドウを摘んでいるのがとても心地よく、袋がだんだん重くなっていくのも嬉しくて、一度に7キロも収穫したこともありました。


そんな事を、毎朝エンドウを収穫しながら、懐かしく思い出していました…私も歳をとったということでしょうね…


サヤエンドウは茹でてお浸し、ベーコンと炒めるのも美味しいし、定番の卵とじもいいですね。
スナップエンドウの甘さはまた格別ですね。
茹でて、ポリポリ何もつけないで食べるのが一番好きです。
どちらも茹ですぎないのがポイントでしょうか。


毎朝せっせとエンドウを摘んでも、見落としてしまうサヤがあります。
エンドウのツルや葉の陰に隠れていて、これがふとした瞬間に目にとまります。
葉に隠れて何日もたったサヤは、ぽこぽこと太っていて実の形状が現れています。


ぽこぽこエンドウ


これを見つけるのもまた楽しみなのです。
太ってしまったエンドウはサヤが固くなり食べないのですが、丸く育った実が美味しいのです。
まだ緑色の実は未熟なので甘みが十分にあります。
サヤをはずし実を集めて、軽く茹でたら冷凍庫に保存しています。


未熟エンドウ豆

炒めご飯や、シチューの彩りにも便利ですが、この豆で作るスープが甘く、このスープのために未熟エンドウ豆を集めているくらいです。


きちんとタマネギを炒めることからはじめ、仕上げに生クリームなどいれると立派なディナーの一品ですが、私はもっぱら朝食のスープとして未熟エンドウ豆を使っています。


牛乳と未熟エンドウ豆をハンドミキサーにかけ、手軽な野菜だし(茅の舎)を入れ、お塩を少し。
エンドウ豆の甘みを楽しむために、豆は多めにします…見た目もきれいですし。


このスープは私のお気に入りで、ストックしてあるコーンやバターナッツのマッシュとともに、スープに欠かせない食材です。


夏は冷たく冷やして、冬は温めて…


冷凍ストックしたいので、見落としエンドウも貴重なのです。


エンドウも終盤、残り少ないエンドウ豆を大切に集めたいと思っています。


整列したお豆がかわいい…










↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓

2012年5月30日水曜日

フレッシュ ハーブティー


5月13日のカモミール

いっぱいに広がっていたカモミールも盛りが過ぎて、黄色く枯れはじめました。
カモミールの季節もそろそろ終わりになります。



摘みたてのカモミールの花とミントの葉でいれるフレッシュハーブティーは、緑あふれるこの季節限定のお楽しみです。

小さなマーガレットのような花はとても可愛く、たくさんの花が風に揺れる様子もやさし気です。
甘い香りに囲まれて、その花を一つ一つ摘む時は、それだけで癒される、とても幸せな時間です。



カモミールの間を歩くだけで、ほのかに甘い香りが漂います。
青リンゴの香りと言われますが、確かにやさしいリンゴの香りです。


ガラスのポットにカモミールとミントを入れてお湯を注ぎます。
2分ほどで、きれいなレモン色になります。
フレッシュな香り、ポットの中のカモミールとミントが見た目にもきれいです。


カモミールの甘さとミントのさわやかさが、この季節にぴったり。
…少し蜂蜜を入れるとほっとする感じに。






この時期にしておかなければならない事がもうひとつあります。
カモミールの花を乾かして、ドライカモミールを作ることです。


摘みたてのカモミールの花

梅干し用の大きなザルに広げて乾かします


乾いた花

きれいに乾きました…これも可愛いでしょ。

ビンに入れ、乾燥剤も入れて保存します。

カモミールの花は小さいので、摘んでも摘んでもなかなかたまりません。
その小さな花は乾燥して、ますます小さくなります。

寒い冬の、小さな癒しの時間を楽しみに、せっせとカモミールの花を摘んでは干しています。

…幸せ仕事のひとつです。

5月の新緑がカップの中に映っています









↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓

2012年5月25日金曜日

5月の畑…2

ジャガイモの花が咲いています。

インカルージュ

ノーザンルビー
花は白系と紫系で、品種によって少しずつ形態が変わっていますが、どれも可愛い花です。



不安定な大気の影響を恐れて、なかなか定植できなかったトマト苗ですが、先日早起きの夫が植えてくれました。



夫は毎日、時間毎の天気予報を見ていて、畑仕事の予定をたてます。
朝の早い夫は、出勤前の時間をいかに有効に使えるか計画をたてるのです。

先日は、種から育てたズッキーニの苗が育ったので、私が定植しました。
…が、その日は竜巻や強風の注意報が出ていました。
そんな時にズッキーニの苗を植えたことに夫は渋い顔。
案の定、その日の夜に雨、風が強まり、雹まで降り出しました。

幸いなことに苗が傷むことはなかったのですが、その場の思いつきで仕事をしても、夫の希望にかなわないことがままあります。
なるべく、夫の計画に沿って仕事をするようにしています…その方が楽ですし…。


きれいに土かけができたジャガイモ畑


ジャガイモの土かけは3回目になりました。
以前は草取りをしながら、鍬を使って土かけをしていました。
ジャガイモのサクは何本もあるので、半端でない時間と体力をかけ、その後の肉体疲労もともないます。
今は管理機(土寄せ機)があるのでずいぶんと楽になりました。
里芋やネギの土寄せも、この管理機のおかげでこまめに土寄せができます。






摘果前の梅の木


今年は梅の実の当たり年でしょうか。
それとも剪定がうまくいったのでしょうか。
梅の実が鈴なりです。
あまりの数の多さに夫が摘果をしました。
一本の梅の木から数百個もの実を落します。
とりあえず3本の梅の木の摘果をしましたが、まだ5本残っています。
大きくふっくらとした梅の実になるといいのですが。


ばらばらと無造作に…いえ、考えながら落とします


こんなにたくさんの梅の実を落します


40年前はウドを栽培して出荷していたそうで、今でもウドの根が残っています。
どうにも手入れができないので、一昨年1サクだけを残しそれ以外の根は堀あげてしまいました。
ところが、今年はウドの存在を忘れてしまって…
気がついていれば、管理機で土かけできたのですが、すっかり忘れてしまい、土をかけないままに若芽が出て、あっという間に葉が繁ってしまいました。

左は葉の繁りだしたウド、右はホースラディシュ


あわてて数本採ってみましたが、もう手遅れですね、筋が勝ってしまいどうにも食べられなくなってしまいました。
これからは葉の新芽を天ぷらにして、ウドの香りを楽しむ以外なさそうです。


10日ほど前に種を蒔いたエダマメ、オクラなども発芽しました。

左からネギ、オクラ、寒冷紗の中はエダマメ、インゲン、ズッキーニ


3月末に種まきをした、サラダかぶやサラダ大根、サラダ春菊が収穫時期を迎えました。
一緒に蒔いたミズナ、ミブナ、シャオパオなどは、もうトウダチが始まっています。
この季節は成長が早く、いっきに盛りが過ぎてしまい、収穫するのも忙しいですね。

日ごとにカブが大きく育っていきます

株が大きくなったサラダ春菊

癖がなく柔らかで食べやすい野菜が多くなりました。
サラダ◯◯と名のつく野菜です。
生食用で確かに軽い感じで食べられますが、どうも没個性で物足りません。
サラダ春菊など、どこが春菊かと思うほど、味も香りもありません。
春菊はごま和えにしても、ごまと張り合う春菊の香りが美味しいのに…


蕗、独活、茗荷…年齢とともに、癖やアクのあるものを美味しいと感じるようになりました。
人間も歳とともに、癖やアクが出てくるようです…つくづく










↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓

2012年5月18日金曜日

5月の畑は…


本日収穫のデザートです

気温が上がったり下がったりの不安定な季節です。
いつまでも寒さが続いたので、作物の成長が遅れていると思っていたのですが、ここにきて例年並のペースになってきたようです。

遅霜の心配をしながらも夏野菜の苗を植え付けています。
今年は遅霜だけでなく、竜巻や突風の心配も増えました。
気候の急激な変化が、農作物の成長に影響しそうです。


昨年、トマトのために組んだパイプは壊さずに、今年はキュウリ、ゴーヤ、コリンキーなどの小型カボチャの棚に利用します。
中央にはトウモロコシも植えました。
カボチャがツルを伸ばし葉を茂らせる頃には、トウモロコシは収穫できているはずです。


左 ゴーヤ、右 キュウリ、中央2列がトウモロコシ


またトウモロコシは日をずらせて、2番手、3番手とすでに種まきをしてあります。
今年もハクビシンに荒らされる心配はありますが、それでも懲りずにトウモロコシをつくり続けます。
穫りたてのトウモロコシの美味しさは格別なのです。
今年はハクビシンに負けないように真剣に対策を考えなくては…





一週間ほど前からサヤエンドウが穫れるようになりましたが、すでにエンドウのツルが何本も黄色くなりだしています。
毎年栽培していますが、サヤエンドウの寿命が短いようにおもいます。
スナップエンドウは2,3日前からぼちぼちとできています。
やはり何本かはうどん粉病のようなツルもありますが、スナップエンドウの方が収穫に期待が持てるようです。




今年も期待したニンニクですが、ここにきて葉が黄色く変色して枯れてしまうものも出てきました。
草取り、肥料くれ、病気予防に木作液をまいたり、なにかと手をかけていたのは夫です。
最初はみな同じように育っていたのに、ここひと月で成長に大きな差がみられます。


枯れたニンニクが目立ちます

こちらはラッキョウです…今のところ順調

ジャガイモは二度ほど土寄せをしました。
品種によって、樹勢もまちまちです。
ジャガイモの花もいろいろで、地味ながら案外かわいい花です。




イチゴ畑…? 
一昨年の秋に植えて、そのまま植えっぱなしのイチゴです。
あちこちにランナーが伸びて、植え替えをしなければ…と思うばかりで何もしてきませんでした。
それでも時期になるとけっこう実をつけています。



鳥もつついているようですが、毎日2人で食べる分くらいは収穫できます。
思いのほか甘く、きちんと世話をすればそれなりに姿の良いイチゴになりそうです。




左からタマネギ、ニラ、ピーマン類、ナスとセロリ、右はエンドウ










↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓

2012年5月15日火曜日

パセリとイタリアンパセリ

先日の『ためしてガッテン』を見ましたか?
テーマはパセリでした。



そうなんですね、パセリって飾りです。外で出されたら100パーセント手を付けません。
家ではソースやサラダの中に刻んで入れたり、あとはやっぱり料理の引き立て役としての緑色です。

…でも夫は好きなんですよ、マヨネーズをつけて食べています。
お金のない独身のころには、酒のつまみに好んで食べたそうです。
夫がパセリ好きとは知っていても、その味覚が理解できない私は、なかなか食卓に出さずにいました。

パセリはちょっとあれば…くらいの感じなのです。
一昨年までは種からおこしていましたから、かなりのたくさんのパセリがありました。
しかし料理担当の私が調理法を知らないのですから、限られた形でしか食卓に上りません。
無駄に育ってしまったパセリは、もこもことした姿と鮮やかな緑がきれいで、観賞用としてコップに入れて楽しむくらい…

そのパセリが『ためしてガッテン』ではゲストが絶賛する味になるとか。
挑戦する価値ありそうですね。

さっそくパセリとイタリアンパセリの食べくらべです。
味覚グラフによるとパセリもイタリアンパセリも同じ値でした。
70度のお湯に1分おき、炒りごまとお醤油だけで食べてみました。


左 イタリアンパセリ、右 パセリ


…なるほどね、芹のような、三つ葉のような…甘みもあります…
今までは口の中のごわっとした感じが嫌で、味わう間もなく飲み込んでいたのですね。
口の中にはパセリの香りだけが残って、パセリ、イコールごわごわ…というような。
パセリのごわっとした食感がなくなっただけで、ゆっくりと味わう余裕ができるようです。


パセリとイタリアンパセリの味は同じ…か?
パセリの方が香りが強い…イタリアンパセリは甘みが強い…などと最初は思いましたが、代わりばんこに口に運ぶうちにどちらも同じよう!?
微妙な味覚は自信ありません…


野崎さん紹介の、ささがきゴボウをたっぷり使った、パセリの卵とじもおいしかったですね。   
使ったのはイタリアンパセリですが…

パセリのごま和え…これも美味しい!



今年は2株しかパセリを作っていません。
イタリアンパセリは昨年の1株が大きく育っています。
イタリアンパセリの鉢を、夏の間外に出しておいたところ、鉢から根が張り出し、移動できなくなってしまいました。
しかたなく、今年の厳しい冬は外に出しっ放し。
でも枯れることも、葉が傷むこともなく冬越しました…以外と強いものですね。
春になると勢いよく育ち、鉢が見えないほどに繁ってきました。
でも最近トウダチが始まったので、花が咲き種が着くと、終わりになってしまうようです。
なるべく長く収穫できるように、トウダチした部分から摘んでいます。


急に愛しく思えるパセリ


イタリアンパセリのほうが利用価値はありそう



こちらはケーク.サレ。
『イタリアンパセリとアーモンドの甘くないケーキ』です。

『ACOTの焼き菓子』では「ルッコラとアーモンドの甘くないケーキ」で紹介されています。
レシピではルッコラを100グラム使っているのですが、イタリアンパセリ80グラムに替えてみました。
パセリの香りが強いので50グラム位でもいいのかもしれません。
レシピにはないクリームチーズも入れたので、ワインによくあうと思います。






こうしてパセリの利用法が分かったので、さっそくパセリの種を買ってきてしまいました。
パセリ大好きの夫が、張り切って種まきをしてくれました。


パセリの畝を作るつもりなのですが…すぐに感化されてしまう性格です…









↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓