2012年2月27日月曜日

窓辺のトマト



例年でしたら、いろいろな菜花のツボミが穫れる頃ですが、今年は繰り返し襲う寒波に野菜は外葉からだんだん枯れて、生気を失っています。

そんな寒さの日々でしたが、先週はほっと寒さの和らぐ日が二日ほどありました。
その貴重な暖かさで、紅菜苔(コウサイタイ)にいくらか元気が戻ったようです。
まだ茎は細く短いのですが、二つかみほどの収穫です。
茎の赤紫はアントシアニン、癖のない甘みがあり、少しヌメリ感もあるように思います。
紅菜苔は私の好きな野菜のひとつです。


右 紅菜苔  
左は畑のあちこちから適当に生えているアブラナ科の野菜
これもなかなか美味しいです



窓際では温かい光を浴びて、トマトが育っています。
夏のトマトから種が落ち、小さなトマト苗になっているのをみつけ、昨年の秋に鉢にあげておきました。
霜が降る頃から室内に入れて、窓際で育てていたものです


中央がトマトの鉢


実が着くまではどんなトマトか分からずにいたのですが、結果はミニトマトでした。
幹は細いながら、花はよく咲きます。
今、8、9段目の花が咲いています。




受粉を助ける昆虫がいないので、実着きを確実にする成長剤を噴霧しています…自然志向の私としては、やや後ろめたい気がするのですが…


現在1段目のトマトが赤くなり、2段目も色づきはじめました。
鉢の中の限られた養分で育っているので、一房の実の数が少なく、小さいようです。


だんだんと大きくなって、色づく様子を見るのは毎日の楽しみです。
成長剤を使用していることもあって、あまり食べる気分にはなれません。
どちらかというと観賞用でしょうか。





来年はこの出窓に、5鉢くらいのトマトを並べて、収穫の喜びも味わってみたいと思います。












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