2012年6月9日土曜日

エンドウの楽しみ


サヤの中はきれいな実が並んでいます
…緑の真珠と呼びたいくらい


サヤエンドウは葉がすっかり黄色くなって、ほぼ終了。
スナップエンドウはまだいくらか緑が残り、ぽつぽつですが収穫できています。


毎日、朝日を浴びながら、気持ちよくエンドウを摘んでいましたが…それも2週間ちょっとくらいでしょうか…


昔からエンドウ摘みは好きでした。
まだ畑仕事に何の興味もない頃…父と母が健在で、私が月に1,2度くらいしか顔を出さない役立たずの嫁だった頃から、サヤエンドウ摘みはさせてもらいました。
楽しい事はしたいという勝手な嫁で、両親の丹誠込めて育てた作物の、収穫の楽しみだけをいただいていました。


毎年2.3サク作っていて、やはりかなりの量が穫れました。
5月の日差しの中で、無心にサヤエンドウを摘んでいるのがとても心地よく、袋がだんだん重くなっていくのも嬉しくて、一度に7キロも収穫したこともありました。


そんな事を、毎朝エンドウを収穫しながら、懐かしく思い出していました…私も歳をとったということでしょうね…


サヤエンドウは茹でてお浸し、ベーコンと炒めるのも美味しいし、定番の卵とじもいいですね。
スナップエンドウの甘さはまた格別ですね。
茹でて、ポリポリ何もつけないで食べるのが一番好きです。
どちらも茹ですぎないのがポイントでしょうか。


毎朝せっせとエンドウを摘んでも、見落としてしまうサヤがあります。
エンドウのツルや葉の陰に隠れていて、これがふとした瞬間に目にとまります。
葉に隠れて何日もたったサヤは、ぽこぽこと太っていて実の形状が現れています。


ぽこぽこエンドウ


これを見つけるのもまた楽しみなのです。
太ってしまったエンドウはサヤが固くなり食べないのですが、丸く育った実が美味しいのです。
まだ緑色の実は未熟なので甘みが十分にあります。
サヤをはずし実を集めて、軽く茹でたら冷凍庫に保存しています。


未熟エンドウ豆

炒めご飯や、シチューの彩りにも便利ですが、この豆で作るスープが甘く、このスープのために未熟エンドウ豆を集めているくらいです。


きちんとタマネギを炒めることからはじめ、仕上げに生クリームなどいれると立派なディナーの一品ですが、私はもっぱら朝食のスープとして未熟エンドウ豆を使っています。


牛乳と未熟エンドウ豆をハンドミキサーにかけ、手軽な野菜だし(茅の舎)を入れ、お塩を少し。
エンドウ豆の甘みを楽しむために、豆は多めにします…見た目もきれいですし。


このスープは私のお気に入りで、ストックしてあるコーンやバターナッツのマッシュとともに、スープに欠かせない食材です。


夏は冷たく冷やして、冬は温めて…


冷凍ストックしたいので、見落としエンドウも貴重なのです。


エンドウも終盤、残り少ないエンドウ豆を大切に集めたいと思っています。


整列したお豆がかわいい…










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2 件のコメント:

  1. エンドウ豆のスープが美味しそうで堪りませんね~
    毎年スナップエンドウは作っていたのですが、今年初めてウスイ実エンドウを作ってみたところ、量は少なかったのですが豆ご飯にしたら美味しくて!
    来年は多めに作って、ぜひスープにもチャレンジしたいと思います。
    バターナッツのスープも絶品ですよね~

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  2. コメントありがとうございます。
    ウスイ実エンドウの色がとても柔らかそうで美味しそうですね。
    aub71_nominさんはいろいろと珍しい野菜を育てていらしゃるので興味津々です。
    美味しく食べるための調理法を考えるのもたいへんでしょう。
    奥さまは名コックさんなのですね。
    珍しい野菜をどのように調理するのか楽しみに拝見しています。

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