2013年3月8日金曜日

春の畑

あんなに寒かったのが嘘のように暖かな日が続いています。
二回目の味噌作りも『ちょっと、待て!』の状態です。

ほころび始めたサンシュユの花

雪割草
 
緩んだ空気の中、ゆっくりと畑を歩いてみました。
畑のあちらこちらで、雑草の花が咲いています。
ホトケノザ、ナズナ、オオイヌノフグリなど、よく見ればどれも可愛らしい花ばかりです。


オオイヌノフグリ

この春一番咲きのムスカリ

ビニールトンネルの中のイチゴはどの株にも花が咲いています

カモミールもだんだんと株をを大きくしていますし、ミントは枯れ葉の中から小さな葉をのぞかせています。

夏には大きく根を張り嫌われ者の雑草ですが、今はまだ小さく、見れば見るほどその造形の美しさに感心ささせられます。


昨年も目の敵のようにして抜いたナガミヒナゲシが、今年もあちらこちらで葉を広げています。
毎年、オレンジ色の花を見つけると抜き取っていましたので、昨年もいくつも花は咲かせなかったように思いましたが、今年もそこここに放射状の端正な葉(ロゼッタ)を広げています。
ナガミヒナゲシは爆発的な生命力で田畑を荒廃させていく、外来植物だそうです。



ナガミヒナゲシを見つけると素手でもすぐに草取りが始まってしまい、気づけば爪の中まで泥で汚れた惨めな指先となります。

2010年の庭
  ワイルドフラワーガーデンのように広がったナガミヒナゲシです

私たちが草取りをしなくなったら、あっという間にこの広い畑は一面のナガミヒナゲシの草原になってしまうのだろうと思います。
幻想的で美しいけれど、日本の農地としては怖い情景だろうと思います。




ようやく梅の花が開きはじめました


今年も大きく剪定した梅の木。
家からは花も見えず、切りすぎて花がつかなかったのでは…と心配していましたが、
近くに行ってみると1、2分咲きです。
太田の方では満開に近いのですが、この辺りはやはり寒いのですね。
今年も大きな実がついてくれることを願っています。






昨日、魚屋さんで新鮮そうなハタハタを買いました。
駿河湾の恵みを得て育った私にはハタハタは未知の魚でした。
有名なしょっつる鍋もいまだに食べた事がありません。

初めてハタハタの干物を食べた時、白身のさっぱりした味なのに脂ものっていてとても美味しく感じました。
小ぶりのハタハタは値段も安く、一夜干しにはぴったりです。


今回はお頭付きで…手抜きです…

時間に余裕のある時は、頭とワタを取り除き、一晩塩をしておきます。
翌朝、干し籠に並べて戸外で風にあててお くと、夕方にはちょうどよく干し上がります。
干し上がったハタハタの半分は翌日の朝食に、残りは冷凍庫にストックしておきます。

いつも適当な塩加減ですが、なかなかの味に仕上がります。


いい感じに干し上がりました。

コツは何と言っても鮮度でしょう。
ここ群馬でも、ようやく新鮮な魚が流通する時代になりましたから。




↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓

ランキングはこちらをクリック!

2 件のコメント:

  1. ハタハタは北陸でもたくさん水揚げされる魚ですので、この時期はかなりお安く売られてます。
    うちでは煮付けて食べることが多いですが、一夜干しなんかは時々買ってますね。
    小振りのものだったら頭からバリバリ食べられるし、自家製ならさらに美味しいだろうな~

    返信削除
  2. 日本海のお魚は美味しいですね。
    冷たい海で身のしまった、白身の高級魚というイメージがあります。
    以前金沢で食べたお鮨がとてもおいしかったです。
    ハタハタも煮付けて食べるんですね、ホロリと身放れがよさそうですね。
    お腹にいっぱい卵の入ったハタハタの、卵が糸を引いるのにも驚きました。
    朝食は干物で育ったので、新鮮な近海魚…を見ると、ちょっと干したら美味しいだろうなと思います。
    ただ、一手間かける事のエネルギーがある時のみの一夜干しです。


    返信削除