2011年7月12日火曜日

ニンニクは大成功

今年のニンニクはよくできました。

今年で3年目ですから3回挑戦したわけです。

お料理でニンニクは何かと出番の多い食材です。
スーパーでも国産のニンニクは良い値がついています。

ニンニクが自分の畑でできたら…夢でした。

いつも春までは順調に育つのですが、その後黒い虫が付いて葉を食い荒らします。
この虫はラッキョウにもついてやはり葉を食います。
いつの間にやら、葉がなくなったりしょぼくれたりで、失敗をくり返していました。


今回はニンニクの種を2キロ用意しました。
秋に一片一片をはずして植えていきます。


ニンニクの種といっても、ニンニクそのものですから、金額もかなりになります。
一片ずつを植えるようすは、お金を植えているようです。
これまでの2年間は収穫できなかったわけですから、お金を捨てていたことになります。


3度目の正直。
大きく膨らんだ立派なニンニクが穫れました。
大きいものは150グラムにもなりました。


勝因は追肥でしょうか。




でも…あんまり貴重なので、知人友人に分ける時は一つ二つしかあげられません。


5月の畑です
左 ニンニク   中、2さく タマネギ   右 ラッキョウ    右奥 エンドウ






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2011年7月11日月曜日

夏野菜 穫れてます

連日の猛暑に熱中症の怖さを感じることがあります。
つい頑張ってしまいますが、畑仕事は早め早めに切り上げることが大切だと思います。

マダケ穫りもようやく終盤をむかえ、ほっとしています。

4、5日前にインゲンが穫れ始めましたが、最初は30本ほどでした。
…が、今日は一気に5キロの収穫です。
この作物のエネルギーってなんなんでしょう。

本日のインゲン

トウモロコシも後2、3日で収穫できそうです。

昨年のトウモロコシ畑、毎日1本ずつトウモロコシが何者かに食べられていました。
収穫前のカラスのいたずらか…でも毎日1本です。
そして実が充実して、いよいよ収穫しようとした朝、トウモロコシ畑はめちゃめちゃに荒らされていました。
この様子はカラスではないとわかりました。
ハクビシンのようです。
夜、車を走らせていて、近くの道路を横切るハクビシンの姿を見た事がありましたから。


荒らされた昨年のトウモロコシ畑

今年もハクビシンがやって来ないかと心配していますが、今年はトウモロコシ畑が住まいに近いからか、今のところトウモロコシの味見をした様子はありません。

どうか無事収穫できますよう…神に願う以外なさそうです。

昨日の収穫…一部ですが…












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2011年7月6日水曜日

7月になりました。


10日ほど前からナス、キュウリ、ピーマン、シシトウなどが穫れ始めました。
夏野菜というのは実がつきはじめると、一気に、食べきれないほどの収穫となります。


キュウリもナスも塩で揉むだけでも美味しいのですが、今年は塩麹を友達から教えてもらい、キュウリ、ナスの簡単漬け物をしています。

またナスは、一本丸ごと油で揚げ、麺つゆで煮含めて冷蔵庫に入れておきます。
暑い夏の食卓に、冷たくさっぱりとした食感は嬉しいものです。






こちらはあれから3週間後のインゲンです。
すごいスピードでツルを伸ばして、インゲン棚の頂点まで達し、はて?これからどこにつかまろうかと思案している状態です。
小さな白い花のあとには、すでにサヤもでき始めています…明日は初ものが収穫できそうです。







トウモロコシも収穫間近です。
一本のサヤを大きく育てるために、後からできるサヤを小さいうちに欠き取ります。
この皮をむくと、輝くように美しいいヒゲが、白く幼いトウモロコシを包んでいます。
これがさくっと甘いヤングコーンです。




♪ ヤングコ〜ン ♫〜 まるで踊っているようです



作物は雨が降るたびに驚くほど成長し、その生命力に感嘆します。
しかしズンと背を伸ばしはびこる雑草の力には恐怖を感じます。


天はみな平等に恵みを与えているのです。






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2011年6月22日水曜日

毎朝の仕事

マダケを穫り始めて10日ほどたちました。

夫は一日も欠かさず…外泊の用事ができた時は、会社の人が代わって収穫してくれましたが、基本的には夫の毎朝の仕事です。

宵っ張りの私はなかなか目が覚めず、タケノコ穫りには協力できない事が多いのですが、そのことに関しては一言の苦言もなく、夫はもくもくと仕事をしています。

申し訳ない想いで早く目覚めた朝は手伝うのですが…もう、それはタイヘン!

薄暗い竹薮は傾斜になっていて、足元は古い竹の切り株や倒れた竹、堆積した笹で、足をとられて滑ることもあります。



このところ雨の日が多く、竹薮の中は湿度が高く汗が噴き出してきます。
ヤブ蚊も顔の周りをしつこく飛び回ります。

また、タケノコを見つけ苅り穫るまではいいのですが、苅り穫ったタケノコは意外と重いので、それらを集めるのもひと仕事です。

この仕事を終えると、頭の上から全身が汗でぐっしょりです。
シャワーを浴びて、朝食を摂り、出社となります。


…と言うわけで、今朝の収穫は140本あまり、だいたい10軒分でしょうか。




もう今日のエネルギーはだいたい使い終わったような脱力感です。


こうして一日がスタートします。



こちらは陶器のランプシェードです。
知り合いの陶芸家の作品です。
形はまるでタケノコのよう。
この季節は中に蚊取り線香を入れて、蚊遣り器として使っています。








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2011年6月17日金曜日

6月の畑 part2



今日のトマトです。




パイプを組んで、13品種、22本のトマトを育てています。

パイプの長さは20メートルほどでしょうか、この後ビニールの屋根をかけます。
雨を避けることで割れを防ぎ、水分を控えて味の濃いトマトにするためです。

今年は脇芽を一本残して二本仕立てにし、それぞれを紐で吊っています。

ようやく青い実が付き始め、毎日の手入れ…多くは脇芽欠き…が楽しみです。

今年はトマトの宝石箱をたくさん作って配りたいですね。


昨年のトマト



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2011年6月15日水曜日

6月の畑



今日の畑です。




4月の末に種を蒔いたトウモロコシが元気に育っています。
穂先も少し見えてきました。
20日遅れで蒔いたトウモロコシの第2弾も順調に発芽し育っています。(右上奥)

寒冷紗の中はエダマメです。
これも時期をずらせて2回に分けて種を蒔いています。
一度にどっとできてしまうと、収穫が忙しくなるからです…二人では食べきれないだろうし…

毎年、枝を横に広げて実るナスも、今年は農家の人からのアドバイスを得て、高く誘引する方法を実践しています。
ナスの木という感じで、いずれは見上げるようになる…らしいです。

インゲンも素直にツルを伸ばしています。
インゲンの棚は1月の竹薮の整理の時に作っておいたもので、これだけで15メートル、竹は100本ほど使っています。
その先にも第2段のインゲンが発芽していますから、あと10メートルは棚を伸ばさなくてはなりません。

土に竹を刺す仕事は下腹に力を込めて体重をかけるのですが、体幹筋がしっかりしていない私にはまともに竹を刺すことができません。
もっぱら、夫が刺して組んだ竹を、私が紐でしばっていくという、体力を使わない仕事をしています。


…どうでしょう、なかなかきれいに棚が組めたようです。

インゲン棚の左はジャガイモ畑です。
今年も8種類を植えましたが…植えるタイミングを誤ってしまい、不作の予感…。


今年は寒さが行きつ戻りつで暑くなる日が少ないためか、アブラムシの害が少なく、どの作物ものびのびと育っているようです…ジャガイモ以外…

猛暑さえなければ、きっとよい野菜が収穫できると思います。


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2011年6月14日火曜日

マダケの季節

一昨日から、いよいよ始まったマダケのタケノコ刈り。

まさに雨後のタケノコ、あとからあとから恐ろしい勢いで突き出てきます。
一昨日、昨日と20〜30本ほどの収穫でしたが、今日は50本。

タケノコは日ごとに多くなり、一日100本から150本を越えるタケノコを収穫するようになります。

湿度の高い竹薮の中をタケノコを刈りながら歩きまわります。


そうして切り出しされたタケノコはあちらこちらに配っています。

配るお宅は毎年100軒以上。


こうして、ほぼ一ヶ月の間、休む事なく竹薮に入りタケノコを刈っていきます。

それをしないと竹薮が広がって土地が荒れ、どうにも手がつけられなくなってしまうからです。


雨の多いこの季節の竹薮はまるでサウナのようです。

小一時間、体重は確実に減少します。









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2011年6月4日土曜日

今年の庭






道の端や空き地に今年もナガミヒナゲシの花が目につきます。
昨年より多くなったようで、なおかつ大きく色鮮やかに育っているような気がします。

昨年、我が家の庭にもたくさんのナガミヒナゲシが咲き、その様子をアップしました。
ところがそれを読んだ親切な方から『生態系を乱す雑草なので駆除するように』との電話をいただきました。
調べてみるとそのとおりで、爆発的な繁殖力で増え、他の草花の生育を妨げる物質まで出すとか…
さっそくナガミヒナゲシの駆除にかかりましたが、時すでに遅く結実し、種を蒔き散らしていました。
年が明け、草の芽が動き始める頃から、ロゼット状のかわいい葉に育ったナガミヒナゲシを目につくたびに抜き取りました。
オレンジ色の花が咲くまで片端から…

そのかいあってか、とりあえずナガミヒナゲシの花がありません。
たまにオレンジ色の花が見えると、目のカタキのように抜き捨てています。
昨年までは、あせたオレンジ色に控えめな美しさまで感じていたのに…


昨年の庭はナガミヒナゲシでいっぱいでした



畑仕事でなかなか庭まで手がまわりません。
今年の庭は野バラが繁り、鮮やかなキンケイギク、ムシトリナデシコが広がっています。





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2011年5月31日火曜日

サヤエンドウとスナップエンドウ



この季節にはなかった台風の影響で何日か雨が降りました。
気温も低めで、思わずカーディガンをはおるようです。

2週間ほど前からサヤエンドウとスナップエンドウが穫れるようになりました。
初心者でもできるエンドウだそうですが、どういうわけか毎年うまくいきませんでした。

本に習い、周りの助言に習い…でもハモグリバエやカビなど、なかなか満足のゆく収穫までいかないのです。

今年は寒かったのがよかったのか、病気になる株が少なく、ようやく収穫にまでこぎ着けることができました。
間違って例年の倍くらいの種を買ってしまい、広域に蒔いたため、いくらかの病気の株があっても気にならないという事もありますが。

雨の中、傘をさして摘んだエンドウがどっさりと穫れました。
軽く茹でただけで、甘くぽりぽりとした食感のスナップエンドウには感激です。







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2011年2月3日木曜日

寒さと乾燥


ここ二日ほど暖かな日となりました。今日は立春です。

昨年暮れからの厳しい寒さと乾燥で、畑の野菜たちは成長を止めています。
午前中に野菜を採ると、白菜やキャベツは葉と茎を凍らせていますし、大根は抜き取る衝撃でパリッとひびが入ります。
野菜たちは、じっと、じっと寒さに耐えているのです。

長く続く乾燥でネギの葉も枯れてきました。
下仁田ねぎも緑の葉が一本だけ残っているという状態です。
あまりの乾燥に水くれをしたのですが、翌日には畝がコンクリートのように凍り固まってしまいました。

雪こそ降りませんが、今年の寒さと乾燥は作物にも厳しいものになっています。


水不足で黄ばんだネギ

昨年の暮れに漬けたたくわんが食べごろになりました。
たくわん用に練馬大根を育て、30本ほど18キロを用意しました。


大根干し

前回は大根の6パーセントの塩を使いましたが、塩分が強過ぎて3本ほど食して終了となりました…樽の中で今は古漬けになっています。
今回は4パーセントの塩分量にして甘味としてのザラメも多めに、柿の皮やみかんの皮もたっぷり使いました。
昨年に比べればずっと塩分は控えたはずですが、やっぱりショッパイ!
現代人は薄味や甘み、うま味に慣れてしまっているのでしょうね。お店であつかう甘くダシの効いたたくわん漬けとはまったくの別物です。
ややショッパイものの大根の甘みも感じて、これはこれでシンプルな美味しさです。
来年はもう少し薄味にしたいと思いますが、塩分を控えた分、水があがらなかったり、腐敗なんていう危険もあるのでしょう。基本は保存食なのです。



白菜も漬ける前に半日干します

白菜漬けもしていますが、寒い納屋の中に置いてあるのでなかなか思うように漬かりません。
白菜漬けはちょっと酸味が出たくらいがおいしい…というのが我が家の好みなのです。














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