2012年3月7日水曜日

今年も味噌仕込み

いつもは2月中に仕込む味噌ですが、今年は3月に入ってからの味噌作りです。
昨年は夫に手伝ってもらい、茹でた大豆をつぶすことから、樽に仕込むまでのすべてをしてもらいました。
一昨年、昨年と夫の協力で、味噌作りはとても楽になりました。

夫もけっこう楽しんでいたので、これからは毎年、夫の協力があるものと期待していました。
ところが今年はどうしても夫の時間の都合がつかず、私が一人で味噌作りをすることになりました。

薪ストーブでゆっくりと大豆を煮ます。
焦げ付かないように時々かきまわし、水を足しながら、軽く潰れるくらいのやわらかさに炊き上げます。




やわらかくなった大豆をつぶすのには、フードプロセッサーを使うように習ったのですが、我が家のフードプロセッサーは容器の中の下の部分の豆だけがつぶれるばかりで、手のかかること…
今では、大きな厚手のビニール袋にすべてを入れて、小さな鍋の底をあてて押しつぶしています。
まだ豆の熱いうちにつぶすので、割と楽に一気にできます…やや汗はかきますが。


塩と麹を混ぜ、つぶした大豆と合わせ、樽に仕込んでできあがりです。
豆をつぶすところから一人ですると、やはり3時間近くはかかります。


つぶした大豆と塩麹


大豆、麹、塩を練り上げたものでボールを作り、樽に入れ込む

樽の表面に塩を敷く

黒いビニールで覆い、涼しい場所に保存

毎年この味噌作りには、中心になってお世話をしてくれる方がいて、味噌作りセットなるものを用意してくれます。
もう10年近くも前に、母親のサークルで、催しものの一つとして始まった味噌作りですが、手前味噌のあまりの美味しさに、毎年作るようになりました。


何年かは、彼女の家に集まって、おしゃべりをしながら楽しく作っていたのですが、今ではそれぞれが自分の時間に合わせて、それぞれで作るようになりました。


それでも時期が来ると、お世話をしてくれる彼女のところに味噌作りセットの注文にいきます。
彼女は自分のお店の仕事があるのに、大豆と麹、塩を取り寄せて、味噌作りに必要なビニール袋から、味噌の熱取りのための塩入りの小袋10数袋までも作って用意してくれます。
彼女はそのセットをいったいいくつ作るのでしょうか。
申し訳ないと思いながらも、いつも彼女の好意に甘えています。


大粒で立派な大豆2.5キロ、塩1キロ、麹200グラム10袋

麹はポピュラーな『みやここうじ』を使っています。
麹が乾燥しているので、封を切らなければ、いつでも都合のよい時に支度ができるので便利だと思います。

この麹、今年の爆発的な塩麹のヒットによって、手に入りにくいもののトップになっているのではないでしょうか。
今年も苦労なく味噌作りができるのも、彼女のおかげだと思っています。

今週、もう一度、味噌作りをします。
昨年から味噌作りを始めた友人と、我が家で楽しくおしゃべりをしながら…













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