2010年2月25日木曜日

畑づくり

今、千坪ほどの畑を耕しています。
父や母が耕している頃は、この畑いっぱいに作物を作ることはありませんでした。
あの頃は年金で十分生活できたので、作物で生計をたてる必要がなく、作物は両親と私たちのためにだけ作っていました。

私たちが耕すようになってから、めったやたらに種を蒔くようになりました。
野菜の収穫が楽しくて、なんでも作ってみたくて、畑の空いたところを見つけては片っ端から種を蒔きまくりました。

ところが三年がたち、大きな問題がおこりました。
作付けする畑が足りないのです。
作物には、同じ種類の野菜を同じ土地で続けて作ると、連作障害が起きるという問題があるのです。
同じ種類でなくとも相性の悪いものがあったり、反対にこの野菜の後にはこちらの野菜を作るといい…だとか。

畑の図を広げては、これとこれ、あれとあれ、とパズルを合わせるように組み合わせを考えます。
一方が合えば、もう一方は合わず…で、頭を悩ませた末、畑を拡げよう!
…ということで、草原の開墾をしました。
開墾といっても耕運機をかけただけですが、50坪ほど畑を拡げることにしました。
ここには植えきれないジャガイモをつくる予定です。

こうして畑の面積が増え、歳とともに衰える体力と反比例して、畑仕事による労働はますますきつくなっていきます。

草原の開墾

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2010年2月21日日曜日

冬の畑しごと

久しぶりの農作業となりました。
このところ週末になると雪が降り、畑に出ることができませんでした。

今日は穏やかな一日、時々吹く風にも冷たさがありません。
畝をたてて、ダイコン(ころ愛)、カブ(あやめ雪.白鷹)、ニンジン(ベーターリッチ.ピッコロ)、チヂミ菜(ターサイ様)の種まきをしました。
寒さで発芽しにくい時期なので、種まきをした畝には直接不織布をかぶせて、周りを寒冷紗とビニールのトンネルで覆います。こうしておけば日が当たれば暖かくなり、日が沈んでもトンネルの中での急激な温度の低下を避けることができます。





この冬、白菜は立ち枯れの状態です。
周りは白茶けて乾燥しカサカサしていているのですが、中身は溶けてしまっています。
白菜を作るのはこれで3年目になりますが、霜を浴びて腐ってしまったのは今回が初めてのことでした。
…なんでだろう?の疑問が今日、農業雑誌を読んでわかりました。
白菜の品種が違うのです。
これまでの白菜は、春に頭立ちして美味しい花芽を食べるところまで楽しんだので、冬に枯れる品種があることさえ知らずにいました。
今年の8月に蒔く白菜は『晩生』と書かれた種を選ぶ事にしましょう…奥が深い農業です。

その立ち枯れた白菜を穫って、白菜漬けをしました。
このまま置いておけば、完全に腐ってなくなってしまいます。
掴んでみて固そうな白菜を選び傷んだ葉を剥いでいきます。 捨ててしまう葉の多いこと…廃棄率は70パーセントほどでしょうか。 もっと早い時期にしておくべきでした。
14キロの白菜で2樽の漬け物ができました。
10日ほどで食べごろになります。










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2010年2月13日土曜日

薪ストーブの暖かさ

2月に入ってから何度か雪が降りました。
突然気温が20度ほどに昇ったこともありましたが、今年は寒い日が多いように思います。

今日も雪です。

でも部屋の中は暖か…この家の唯一の暖房器具は薪ストーブです。


40坪の建物をこの1台の薪ストーブが暖めています。


部屋の扉を開けておけば、寝室もお風呂場も、トイレも同じように暖かです。





雪の日や曇りの日は、一日中トロトロと燃えています。

近くに寄って炎を眺めていると、暖かさは心の中にまで入ってきます。


静かな夜には時々ポンと、あるいはパチパチと弾ける音で、薪ストーブがそこで私たちを見守っていてくれる安心感があります。


薪の燃える匂いは、鼻から吸い込まれて、小さな満足感となります。




トロトロと燃える薪ストーブは、こうして何倍かの暖かさとなって私たちを包みこんでいます。








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2010年1月28日木曜日

切り干し大根づくり

大寒を過ぎ、ほんらいなら一番の寒さと乾燥の時期なのに、ここ数日の暖かさ…。
このまま春になっては大変と、慌てて切り干し大根作りをはじめました。

冬の初めに取り頃だった大根も今では巨大化して、直径は10センチをゆうに越え、その頭を30センチ以上も畑から突き出しています。
連日、霜にあたり風にさらされ、それだけも甘みは十分です。
ずっしりと重くなった大根を刻みます。以前は頑張って細く細く刻んだこともありましたが、ザルに広げて乾燥させるとザルに貼り付いてパリパリと細かく折れてしまいました。その経験から、今では太めの千切り…拍子木切りにしています。
刻んだ大根は梅干し用の大きな平ザルに広げて、ハエやこの辺りに5、6匹もいる野良猫にいたずらされないよう、寒冷紗を掛けて軒下に干しておきます。一週間もすればきれいに干し上がります。





日にあたることで甘みがました切り干し大根は、カルシウムや鉄分、ビタミンB1.B2、繊維質もたっぷりです。
水で戻して煮ものにするのも美味しいのですが、戻しただけの切り干し大根に、醤油や酢でサラダ感覚の味付けをしていただくのも美味しいものです。コリコリした食感と甘みは、太陽の光を凝縮した味と香りです。
普通の切り干し大根以外にも、縦に長く太く切った割り干し大根も、軒下でのれんのように吊るし干しをしています。












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2010年1月14日木曜日

ヒカゲカヅラの正月飾り

新年も明けてしまえば早いもので、もう普段の生活に戻っています。
お正月のお飾りも取り払う時期になりました。

今年のお飾りづくりには気合いが入りました。
昨年の暮れに大きな段ボール箱いっぱいにヒカゲカヅラが届いたからです。お花屋さんに勤める従姉妹からの嬉しいお歳暮でした。
ヒカゲカヅラはシダの仲間です。モールのようなツルが1mから長いものでは3m近くも伸びています。

この花屋さんではヒカゲカヅラを使って卯杖(うづえ)というお正月飾りを作って販売しています。卯杖は古くは中国で、日本では平安時代から魔除け厄除けとして神事に用いられたようです。今では大黒柱や床の間の飾りとして、料亭などからの注文が多いと聞きました。

以前からヒカゲカヅラの美しさには憧れていましたが、これまで周りの花屋さんでは目にしたことはありませんでした。
この憧れのヒカゲカヅラは実際手に取ると、想像以上に美しく、その青々した緑は神が宿るにふさわしい潔い色と姿です。

太い古材柱には2.5m、床の間には1.5mのお飾りができました。
また青竹を花器にしていくつかのアレンジも楽しみました。
丸い漆盆の上にこんもりと山にして水引を飾ったり…。
もっと技術があれば、この貴重で美しいヒカゲカヅラを活かすことができただろうとの残念な想いもあります。

2.5メートルの大作



太田の和室


新里の家に飾られたヒカゲカヅラは薪ストーブの乾燥もあってか、何日かでほぼドライになってしまいました。時々霧吹きをあてていたのですが、瑞々しく保つのは難しいことです。

豊富に楽しんだヒカゲカヅラですが、まだ少し残っています。
ガラスの花器に水を張って沈めてあるのですが、まだまだ元気です。
水中花としての楽しみかたもありましたね。

青竹と




紅白南天でリース



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2010年1月6日水曜日

新年

新年あけましておめでとうございます。

今年の新年は新里で迎えました。
昨年までは太田の金山(標高200m位)で初日の出を見るのが、十数年来の恒例行事でした。まだ星の見える早朝に自宅を出て金山を目ざすのですが、十数年の歳月は、一緒に登った子供たちもそれぞれ独立し、私も無理をするのがつらくなり、いつの間にか夫だけの金山登山となりました。頂上で飲む熱いお茶とチョコとおせんべいを用意するのだけが私の仕事となったのです。

今年の初日の出は、帰省中の娘を加えた三人で、暖かな新里のリビングから見ることができました。




今年も健康野菜づくりをモットーに…もう少し余裕をもって…もう少し楽しんで…もう少しおしゃれに…頑張りたいと思っています。



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2009年12月12日土曜日

大根の季節

大根の季節になりました。
大根は一年中ありますが、その美味しさを楽しむのはこの季節です。

大根は、どんな調理法でもその持ち味を発揮します。
生でパリパリとサラダや漬け物、豚肉と炒めて食べるのもあっさり美味しい。
蒸してから焼く大根餅もありますね。
でも冬のうま味は、なんと言ってもたっぷりと煮付けられた大根でしょう。
ということで今年の大根は5種類です。


万能選手の青首大根、煮ものには聖護院大根、濃い赤の紅芯大根、サラダに美しい赤大根、たくわん漬け用の練馬大根。
年が明けたら切り干し大根も作ります。甘味が凝縮されて、煮ものやハリハリ漬けが一年中味わえます。

大根よりきめが細かく、味が柔らかいのがカブです。
聖護院カブは、京都の千枚漬けに習い、塩、酢、昆布、砂糖で味付けをします。本場京都の均一な美しさには及ばず、群馬の百枚漬けってとこでしょうか。
冬の小カブのおすすめはグラタンです。ホワイトソースがよく合うように思います。

大根は野菜界のおふくろ、カブはいいとこにお嫁に行った叔母さんって感じです。

冬の収穫



紅芯大根



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2009年11月28日土曜日

燻炭づくり

知り合いの農家から大量の籾殻をいただきました。

ぜひ試してみたかったこと…燻炭作り。

まず畑に1メートルほどの穴を掘ります。
穴の底に火をおこし、煙突を立て、その周りに籾殻を入れます。
煙突から白いノロシのような煙が上がってきます。
後は籾殻の表面が黒くなってきたら新しい籾殻を足していきます。
籾殻の山から煙突が立っている状態です。

たくさんの籾殻を足しながら,丸二日かかりました。
静かにあがる白い煙は燻されたきつい臭いです。
でも離れた場所で畑仕事をしていると、風向きによって流れてくる匂いは、懐かしい昔の田園風景と重なります。

鎮火には思った以上の水が必要でした。
奥深くで、ジリジリ、ジワジワ燃えていたのでしょう。
水をかけて数時間後にまた煙があがっている、なんてことが2度3度ありました。

燻炭作りは2回しました。
出来上がったたくさんの燻炭は健康で元気な畑を作るために活躍します。


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2009年11月14日土曜日

晩秋の色

このところの雨で気温は下がり、冬の気配がそこかしこに感じられるようになりました。

里芋堀りをしていると、体の色を茶色に変えたアマガエルが、大きな里芋の株の中からあわてて飛び出してきました。
冬の眠りにつくところだったのでしょうか。

時には小さなネズミがぴょんと飛び出て、いちもくさんに草むらに駆け込むこともあります。
大きさはジャンガリアンハムスターほどですが、細いシッポがあります。
驚いてぴょんと飛び上がるようすはとても可愛く、ペットにしてもいいくらいです。

夏の営みを終えたカマキリやバッタも、羽根を古びた色に変えて、ゆっくりと冬に飲みこまれてゆくようです。

庭の木々も赤くあるいは黄色く紅葉し、風が吹くたび、雨が降るたびに一枚づつ葉を落してゆきます。
ユキヤナギの葉やブルーベリーの葉も赤く染まり、ドウダンツツジは燃えるような赤です。
冷たい冬が来る前のあでやかな命の姿です。


のばらの実 ブルーベリー のこん菊 白菊 ダリア










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2009年10月21日水曜日

夏の恵みに感謝


もうすっかり秋です。

長く更新しませんでしたが、畑仕事は休みなく続けています。
夏野菜もほぼ終わり、畑の片づけに忙しいこのごろです。
昨日はインゲン棚の始末をしました。棚に使った竹は200本あまり。棚作りも棚を解くのも大仕事です。

手で搾れば水がしたたるほどの柔らかな水ナスやサラダナス,今年は大成功でした。
丸オクラは柔らかく、長いまま茹でただけでかじるのがおいしかった!
おおせいな成長に、収穫が間に合わずついつい大きくしてしまうズッキーニは、ラタトゥユやチーズ焼き以外に今年はカルパッチョがデビュー。来年もこの味を楽しみに…
大玉スイカはたった2本の苗から10数個のスイカが実り、存分に夏の味覚を楽しみました。


夏の恵み


…そしてトマト。まだまだ青い実がたくさんついています。でも秋の光の中ではなかなか色づかずに秋色オレンジのままです。トマトの棚はもうしばらくかたづけないでおきましょう。

たくさんの夏野菜たち、ありがとう!

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