2009年11月28日土曜日

燻炭づくり

知り合いの農家から大量の籾殻をいただきました。

ぜひ試してみたかったこと…燻炭作り。

まず畑に1メートルほどの穴を掘ります。
穴の底に火をおこし、煙突を立て、その周りに籾殻を入れます。
煙突から白いノロシのような煙が上がってきます。
後は籾殻の表面が黒くなってきたら新しい籾殻を足していきます。
籾殻の山から煙突が立っている状態です。

たくさんの籾殻を足しながら,丸二日かかりました。
静かにあがる白い煙は燻されたきつい臭いです。
でも離れた場所で畑仕事をしていると、風向きによって流れてくる匂いは、懐かしい昔の田園風景と重なります。

鎮火には思った以上の水が必要でした。
奥深くで、ジリジリ、ジワジワ燃えていたのでしょう。
水をかけて数時間後にまた煙があがっている、なんてことが2度3度ありました。

燻炭作りは2回しました。
出来上がったたくさんの燻炭は健康で元気な畑を作るために活躍します。


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2009年11月14日土曜日

晩秋の色

このところの雨で気温は下がり、冬の気配がそこかしこに感じられるようになりました。

里芋堀りをしていると、体の色を茶色に変えたアマガエルが、大きな里芋の株の中からあわてて飛び出してきました。
冬の眠りにつくところだったのでしょうか。

時には小さなネズミがぴょんと飛び出て、いちもくさんに草むらに駆け込むこともあります。
大きさはジャンガリアンハムスターほどですが、細いシッポがあります。
驚いてぴょんと飛び上がるようすはとても可愛く、ペットにしてもいいくらいです。

夏の営みを終えたカマキリやバッタも、羽根を古びた色に変えて、ゆっくりと冬に飲みこまれてゆくようです。

庭の木々も赤くあるいは黄色く紅葉し、風が吹くたび、雨が降るたびに一枚づつ葉を落してゆきます。
ユキヤナギの葉やブルーベリーの葉も赤く染まり、ドウダンツツジは燃えるような赤です。
冷たい冬が来る前のあでやかな命の姿です。


のばらの実 ブルーベリー のこん菊 白菊 ダリア










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