2011年1月16日日曜日

竹薮の整理






貴重な正月休みでしたが、ゆっくりとできたのは元旦だけでした。
二日からは庭木と果樹の手入れをしました。
剪定は思い切り良くをモットーに、古い梅の大きな枝をバサバサと切り落としましたし、これも古い大きな柚子の木も4メートルほどに縮めました。
キウイやプラム、リンゴ、柿、数種の柑橘類など、南斜面を果樹園にする夢を持って、やたらと植えたこれらの果樹の手入れに、この正月休みは終わりました。


成人の日をふくんだ次の連休は、竹薮の整理をしました。
タケノコの収穫が終わって近づくことのなかった竹薮です。
だいたい想像はしていたのですが、それを見るのも恐ろしく、この日になるまで目をそむけ避けてきました。
案の定、竹は南の空き地にまで迫ってきていて、竹薮の中は暗くうっそうとしています。
その竹薮に入り、倒れている竹を乗り越えくぐりながらの竹の切り出しは大変な重労働です。
…あっ、その重労働は夫の担当です…



私は竹薮の外で夫の切り出した竹の整理をしていました。
竹の長さは10メートル近くあるようです。
ナタをもって枝を落していきます。ほんの数本の竹の枝払いをするともうナタをにぎる手に力が入らなくなり、ナタを振っても振っても枝が落ちなくなります。
そういう時は仕事を変えてみます。
ナタをノコギリに持ちかえて、枝はらいの終わった竹を切っていきます。
太すぎる部分は使えないのですが、ころよい太さの竹を、だいたい2.5メートルくらいの長さに切っていきます。この長さはインゲンやエンドウ、夏野菜の棚や添え木として使うためです。
毎年200本も300本も必要なのです。



午後からの仕事でしたが、いったいどれほどの竹が片付いたのでしょう。
一日や二日でかたのつく仕事でないことがわかりましたが、さて次はいつ頃竹薮の整理ができるのでしょうか…  




見上げれば冬の青空と大きくうねる竹のコントラスト。
右に左にと赤城おろしにもまれるようすは大波が押し寄せるよう。



切り出した竹を活けました
庭のロウバイを添えて









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2011年1月13日木曜日

干しいも作り


このお正月休みにどうしてもしておかなければならない仕事がありました。
いつも気になっていたのですが 時間の余裕がなくのばしのばしになっていました。  
ようやく取り組むその仕事は『干し芋』作りです。

昨年この干し芋を作るために7種類のサツマイモの苗を育てました。
サツマイモは昨年の11月から12月にかけて収穫したのですが、掘りっぱなしの状態で置いておいたので、しなびたり、腐ったりと、一日も早い干し芋作りが必要でした。

7種類の苗を植えても同じようには収穫できませんでした。
たくさんの芋がついたのにどれにも大きなひび割れができた『紅きらら』。
10センチほどの芋が10個ほどしか収穫できない『ベルベット』。
同じように小ぶりで収穫量の少ない『安納芋』。
掘るそばから腐りかけている『パープルスートロード』。
まともに収穫できたのは『クイックスイート』と『紅乙女』『浜小町』だけでした。
また昨年は異常な猛暑の影響か サツマイモの花がたくさん咲きました。
これは小さな朝顔のようで、ピンクのかわいい花でした。


サツマイモの花

 干し芋作りは、蒸し器で蒸し上げた芋の皮をむき、スライスして干し上げるという簡単な作業です。
しかし7種類ともなると品種を間違えないように並べたり、乾き具合を見て裏返したり、重い干しカゴを外に吊るしたり室内に取り込んだりとかなり手間のかかる仕事になりました。



品種によって柔らかさがちがうようで(甘みの違いでしょうか)、干し上がるまで3日ほどかかりましたが、でき上がりも硬かったり柔らかだったりまちまちです。
安納芋は当然甘いのですがクイックスイートが予想以上に甘く美味しくできました。
干し上がった芋は、薪ストーブで軽く炙って食べるのが最高の食べ方のようです。


色とりどりの干し芋ができました




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2011年1月5日水曜日

今年もよろしくお願いします




明けましておめでとうございます

穏やかな新年を迎えました。
例年ですと 午後から風が吹くことが多かったのですが 今年は一日中 暖かく静かでした。
おかげで二日からはノコギリと剪定バサミを持ち 果樹の剪定 枝下ろしを始めました。

昨年は稀に見る猛暑のせいか 作る野菜のできが悪く 投げ出したいような気分でした。
『田園生活』も更新をする意欲がなくなるほどの不作でした。
地球温暖化による異常気象 今年はどうなるのでしょう。
たとえどんな時代が来ようとも その時代にあわせてこつこつと畑作りをしていく それ以外ありませんが…

今年もクワと草刈カマを持って 頑張ります。




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