2011年2月3日木曜日

寒さと乾燥


ここ二日ほど暖かな日となりました。今日は立春です。

昨年暮れからの厳しい寒さと乾燥で、畑の野菜たちは成長を止めています。
午前中に野菜を採ると、白菜やキャベツは葉と茎を凍らせていますし、大根は抜き取る衝撃でパリッとひびが入ります。
野菜たちは、じっと、じっと寒さに耐えているのです。

長く続く乾燥でネギの葉も枯れてきました。
下仁田ねぎも緑の葉が一本だけ残っているという状態です。
あまりの乾燥に水くれをしたのですが、翌日には畝がコンクリートのように凍り固まってしまいました。

雪こそ降りませんが、今年の寒さと乾燥は作物にも厳しいものになっています。


水不足で黄ばんだネギ

昨年の暮れに漬けたたくわんが食べごろになりました。
たくわん用に練馬大根を育て、30本ほど18キロを用意しました。


大根干し

前回は大根の6パーセントの塩を使いましたが、塩分が強過ぎて3本ほど食して終了となりました…樽の中で今は古漬けになっています。
今回は4パーセントの塩分量にして甘味としてのザラメも多めに、柿の皮やみかんの皮もたっぷり使いました。
昨年に比べればずっと塩分は控えたはずですが、やっぱりショッパイ!
現代人は薄味や甘み、うま味に慣れてしまっているのでしょうね。お店であつかう甘くダシの効いたたくわん漬けとはまったくの別物です。
ややショッパイものの大根の甘みも感じて、これはこれでシンプルな美味しさです。
来年はもう少し薄味にしたいと思いますが、塩分を控えた分、水があがらなかったり、腐敗なんていう危険もあるのでしょう。基本は保存食なのです。



白菜も漬ける前に半日干します

白菜漬けもしていますが、寒い納屋の中に置いてあるのでなかなか思うように漬かりません。
白菜漬けはちょっと酸味が出たくらいがおいしい…というのが我が家の好みなのです。














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