2013年1月31日木曜日

冬の野菜便

1月30日、朝の赤城山

我が家の北側ベランダから見る赤城山です。
連日の寒さで雪を冠っています。

『裾野は長し赤城山』
群馬県の子供たちのだれでもが知っている上毛カルタの一句です。
この辺りは赤城山のずっと裾野のほうだと思います。
ゆるい傾斜地にある我が家の畑は、まさに裾野という感じがしますもの。
会社のある太田市は、ここからたらたらとなだらかに下る先の、関東平野の端っこにあります。


1月27日の雪



今週の日曜日、朝起きてみると外は真っ白。
夜のうちにこの冬2度目の雪が降ったのです。

この日は東京に住む子供たちに野菜を送る予定でいましたが、雪の中で収穫はできるのか心配でした。
でも午後になると、温かい日差しにじょじょに雪が解けて、野菜の収穫ができるように。


この冬は早い時期から強い寒さに襲われて、冬野菜が大きく生長する時間がありませんでした。
その後も寒さに閉ざされたままですから、野菜はじゅうぶんに大きく育ってはいないのです。

高沸する野菜の値段に驚いた子供たちはあわててSOSを送ってくるのですが、なんの技もない露地栽培の野菜はやはりそれなりのものばかりになります。
度重なる霜で葉が枯れたり凍みて腐ったりで、大きいものや、きれいなものはなかなかできません。

我が家の野菜は小型で見栄えの悪いものばかりですが、安全野菜が無料で届くとなれば、子供たちに文句もないでしょう。

…と言う事で、この日の収穫した野菜です。


紅菜苔がひとつかみ採れましたが、ブロッコリーも小玉ですし大根も短い、ほうれん草も大きくなれないままです。

しっかりしているのはネギだけ。
このネギは煮ても焼いてもとろりと柔らかで甘く、この季節のおすすめ野菜ですね。


紅菜苔


この日、実家の母の分も加え、3箱の野菜便ができました。
野菜便の中には、今年、塩分3.5パーセントで漬けたタクワンがちょうどよくできたので、タクワンと白菜漬け、間引きカブの浅漬けも入れて…


タクワンは厚めに切ると美味しいです


寒さの本番はこれからですが、甘みの増した冬野菜を食べながら冬を過ごしていきましょう。


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2013年1月17日木曜日

1月の畑


松が明け、七草粥、鏡開き…厳しい寒さの日々が続いています。
14日の成人の日、この辺りでは初雪の大雪になりました。

雪の降る前の日は、たいがい静かで穏やかな天候になるような気がします。
13日の日曜日はそんな一日でしたので、お正月休みにできなかった畑仕事をしました。




夫はキウイの剪定をしていましたので、私はゆっくりと畑を一巡してみました。
年末にようやくブロッコリーが小さな拳ほどに育ってきて、ふたっつ、みっつ収穫できたものの、年が明けても相変わらず小さな玉ばかりです。



1さくも作っているカリフラワー。
本来なら昨年中に収穫できたはずですが、葉をめくって見ても白のカリフラワーの気配がありません。
それでもオレンジ色のカリフラワー(オレンジ美星)は、10センチ弱ですが小さな花蕾に育っています。


オレンジ色がきれいです

使い勝手のよいミニ白菜は、1さくのほとんどを採りつくし…食べつくしてしまいました。
これからは普通の白菜を食べるのですが、覆ってあった寒冷紗を外すと、結球していない白菜がかなりあるようです。
花が咲いたように大きく開いてしまっています。


結球しない白菜が目立ちます

白菜の苗を植えた時にうまく定着しなかった苗が多く、その後の苗の植え替えをした時期が遅かったのかもしれません。
全体の4分の1は結球してないような感じです。
それに結球している白菜もなんだかフカフカして巻きが緩いように思います。
こんなに出来の悪い白菜は初めての事です。


三番手に蒔いた、小カブ、ミズナ、ミブナ、ターサイはどうでしょう。
前回、三番手に種を蒔いたそれらは、寒さで発芽もまばらなうえに発芽しても大きくなれずに収穫はできませんでした。
今回は厳しい寒さを考えて、ビニールを2枚重ねてのトンネルにしてみました。

トンネルを持ち上げると、蒸れた暑い空気が流れ出てきます。
勢い良く育っているのは雑草ばかりで、水菜は背丈も伸びずに蒸れて枯れているようです。
壬生菜はそこそこの生長ですが、やはり蒸れて葉が傷みだしています。


雑草ばかり、左右の黄緑がミズナです

本来なら、お天気のいい日中はトンネルを持ち上げて新鮮な空気を入れる、という手間が必要なのですが、そこまで手をかける時間と気概がないのでこうした事になるのですね。

そんな中でも小カブは元気に育っているようです。


小カブは割ときれいです

カブが大きく育つように、窮屈そうに並んだ小カブの間引きをしました。
この間引き菜は切り昆布と合わせて浅漬けにして食べるのが美味しいですね。
小さな蕪のカリッとした食感が大好きです。


間引いたカブ

前回作ったカブ漬け

この日は掛けっぱなしの寒冷紗の整理など畑の片付けをしました。

それから遅ればせながら、霜から白菜を守るために、白菜を外葉で覆って紐で縛るという作業をしました。
これは霜が降り始める頃にはしておかなければならない仕事です。
連日の霜にあたって、すでに白菜の外葉はシャリシャリと崩れてしまう状態です。
外葉が枯れてしまっているので、この紐掛けはなかなか手間取りました。
でも、これからまだまだ寒さは続きますので、遅くなったとしてもやはりしておいたほうが良い仕事でしょう。
最後に日中開けておいたビニールトンネルを閉じて、本日の畑仕事を終わりました。


苗を8本だけ買って育てた縮緬キャベツ
そろそろ採ってみましょうか。

これも2本だけの紫キャベツ















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2013年1月6日日曜日

新しい年が始まりました

明けまして おめでとうございます。

今年もヒカゲカズラで正月飾りを作りました

毎年お正月は、穏やかな日が多かったように思いますが、今年は強い寒気に包まれて、厳しい寒さの新年となりました。

お正月休みは、ゆったりとした気分で畑に出て片付けやら果樹の剪定などを計画していたのですが、身を刺すように冷たい風が吹き荒れて、畑仕事はあきらめました。

それに年末にインフルエンザにかかった夫が、その後いつまでたっても風邪気味で、なかなかすっきりとした気分にならない様子。
薪ストーブに暖まりながら、ゆるゆるとテレビを見ています。

なんとなく体調がすぐれない…仕事に追われることのないお正月休み。
何も考えずにテレビを眺めている…こんな時間も夫には必要なのかもしれませんね。

1月7日。明日は会社の仕事始めです。
今年も忙しい一年になりそうです。
気合を入れて、スタッフと心を合わせて頑張りましょう。

もちろん野菜作りも頑張ります。

今年もよろしくお願いします。


夫と二人だけの元旦の食事…三十数年で初めてのこと。
昨年までは子供たちがいましたので…淋しいものですね。


黄色、紫、オレンジのニンジンを使ったおなます







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