2013年4月26日金曜日

春の花々



膨らむつぼみを心待ちにする春。
寒さから解き放された草花は、いっせいに花を咲かせています。



畑仕事に追われる生活ををしていると、なかなか庭にまで手がまわりません。
趣味の庭、ターシャの庭、叶わぬ夢です。

今年もカモミールがいっぱい

大好きなカモミールです

それでもこの季節は、定番のチューリップやパンジーが庭を明るく輝かせてくれます。

原種のチューリップは毎年同じ球根を植えます

パンジーのほとんどは、売れ残りの一株50円でした




鉢植え3年目のボタン
それぞれに大きなつぼみが3つつきました

薄衣を重ねたよう

華やかで華麗なボタンも、雨に濡れると憂いのたたずまい





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2013年4月25日木曜日

里芋の植え付け終わりました

予定していた日曜日は雨。  
月、火曜日は外出となり、昨日ようやく里芋を植え終わりました。
今年は寒さが異常だったので、室の中の種芋の状態が不安でしたが、開けてみればどれもしっかりとして芽も動ごき始めています。

今年の作付けは5作です。
3作は普通の里芋…父母の頃からずっと作られている里芋…土垂でしょうか。
1作半はタケノコ芋、半作は八頭です。

昨年も作付けは5作でしたが、1作が24メートルありましたので計120メートルありました。
今年は1作が17メートルになりましたので、合計は85メートル。
…去年より大分少なくなって、ちょっとほっとしています。


私の留守の間に夫が3作を一人で仕上げました

50センチピッチで種芋を置きます

『里芋の肥料食い』と義母がよく言っていました。
多めに肥料を施します。
昨年まではEMボカシと堆肥でしたが、今年は堆肥が間に合わないので完熟鶏糞を使っています。

肥料はボカシと鶏糞



この時期にはネギの定植もしなくてはなりません。
畑仕事を始めた頃の2、3年は、種を蒔いても発芽がまばらで、ネギ苗がなかなか上手に育たず苦労しました。
今年は一本ネギと下仁田ネギの苗も順調に育っています。


ネギ苗  左はニンニク

昨年は3作でしたが今年は2作にしました。
ネギは影を嫌うそうで、草の影さえも…だそうです。
最初に畑を始めた年、義母の残したネギが雑草に埋もれて、見事になくなってしまった事がありました。腐って溶けてしまったようでした。
夏場の草取りは過酷です、1作でも少ない方がいいのです。



ネギの定植、左 下仁田ネギ   右 一本ネギ



ちょうど一月前に蒔いたミズナやダイコンなどが柔らかに育ってきました。
まだ少し早いようですが、サラダにして食べるのにはちょうど良い頃です。

手前からミズナ、ミブナ、レッドマスタード、シャオパオ…

レッドマスタード

シャオパオの先はターサイ
ターサイの先はミツバなのですが…発芽せず…

ダイコンも間引きをして初物の収穫です
ネギ苗も半分以上残ってしまったので柔らかなうちに食べる事にしました。


冬の間、大活躍だった下仁田ネギ、一本ネギは、もうすでにネギ坊主が出て、ネギ自体を食べる事はありません。
ネギ坊主は小さな頃でしたら柔らかいので食べる事ができます。



天ぷらが一般的ですが、天ぷらで食べるのはせいぜい2、3個です。
みそ汁の具にしても数個ですね。
たくさんのネギ坊主はやはり茹でてネギぬたでいただくのが好きです。
また、春になっても寒さが戻った日などはネギ坊主をグラタンにします。
寒いけど春だね…などと思いながら。

ねぎぬた







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2013年4月8日月曜日

春は駆け足


行者ニンニク

週末は大荒れの予報。
日曜日は突然の雨、突然の雷、そして突風とめまぐるしく変化しました。

この風で、桜はすっかり吹き散ってしまいました。
その後に続く花桃までも、右に左にと大きく振られて、花は引きちぎられるようです。


先月の20日に植えたジャガイモが、モコモコと土を持ち上げて芽を出しています。
シャドークィーンとグラウンドペチカが一番手でしょうか。


一列にジャガイモの芽が出てきました



やはり3月の下旬に種まきをしたダイコンやカブ、ミズナ、ミブナ、ニンジンなども、そろって芽を出しました。
だいたい10日前後で発芽するようです。
前回、何度も失敗したニンジンが難なく発芽した事に、夫が一番喜んでいます。


ニンジン


レッドマスタード




スナップエンドウが早くも花を咲かせています。
まだ十分な丈に育ってないのに、早すぎではないかと…それに比べ普通のエンドウはいつまでたっても小さな株のままです。


スナップエンドウ


庭の雑木の中に行者ニンニクがあります。
植えてから5年位は経っているかも知れません。
株も大きくなっていて、そろそろ収穫しても良い頃でしょうか。



天ぷらや昆布締めにしたものを、旅先で貴重な一品として饗されましたが、それほどの感激もなかったので、これまで何となく横目で見過ごしていました。
今年こそは…! で、まずは醤油漬けを作ってみました。

味付けは醤油とみりん、ごま油

ごま油が利いて、温かいご飯に合います

いろいろとレシピを見ましたら、ニラと同じような扱いでよいようですね。
山椒畑の山椒はまだ早いようでしたが、雑木の中にある山椒は蕾を持った若葉がふんわりと開き始めました。
今期初めての山椒の佃煮を作ってみました。

山椒の新芽

酒と醤油で味付け

フキノトウから始まり、トウダチ菜、ヨモギ、行者ニンニク、サンショウ…春はあちらこちらから顔を出してきました。
楽しみでもありますが、春は一気にスピードをあげるので、のんびりしていると時期を逸してしまいます。
せっかくのチャンスを逃さないようにしたいですね。


アスパラも出てきました








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2013年4月2日火曜日

3月末も肌寒い日が続きました。
4月に入り、我が家の桜は8分咲きです。

4月1日の桜

娘の強い希望で、二十歳の記念樹としてソメイヨシノを植えました。
葉桜になってからの害虫が、恐ろしいほどにつくことがわかっているので、夫は良い顔をしませんでした…誰が害虫の駆除をするのか…と。
でも桜は植えられました…父親は娘には弱いんです…


案の定、毎年害虫はつきますし、東京に暮らす娘は桜が咲いてもなかなか帰って来ません…そんなのもです。
そこで、『あなたのおひな様も飾ってあるし、あなたの桜の花も咲いているのだから見に来れば…』と思い切って言ってみました。
タイミングが良かったのでしょう、3月最後の日曜に日帰りコースでやってきました。

時折小雨の降る肌寒い日でしたが、桜を見て、おひな様を眺め、野菜を採って、満足して帰って行きました。


今年もおひな様



ゆっくりブランチ


夕食はちらし寿司でひな祭り




4月1日
昨日の慌ただしい娘の帰郷で、ちょっと気が抜けた私。
太田での夫の昼食作りはパスして、桐生の家で半日ぼーっと過ごしました。
バラの植え替え、庭の草取り、トウダチ菜の収穫…

庭木や果樹を見ながら歩いていると、柔らかそうなヨモギを見つけました。


ヨモギはまだ小さいようです

そういえばここ数日、太田と桐生の行き帰りに、田んぼの畦で草摘みをする人たちをみかけていました。
セリやヨモギを摘んでいるのでしょう…春なんですね。
私もさっそくヨモギ摘みをしました。
まだ小さいヨモギなので量を採るのはなかなか大変です。


もう少し摘まないと草餅はできないかな…

今年もムスカリがいっぱい




夕刻近くになって、桜を見に行くことを思い立ちました。
近所にも桜の大木はかなりあって、どこも見頃をむかえています。

そんな中、以前から気になっていた桜の名所がありました。
同じ地域に住みながらその存在も知らず、他の地域の人に教えられたのが数年前のこと。
何となくわかる方向に歩き出したのは4時半をまわってからです。
風もなく静かな日、なによりも日が伸びました。



途中、我が家の山椒畑の様子も見ていきました。
昨年の冬に植木屋さんが入って整理してくれたので、山椒畑は明るい陽射しでいっぱいになっていました。


きれいになった山椒畑。
山椒の木は20数本あるのですが、毎年1、2本は枯れていきます

今まで古い桑の木に遮られて、道路から山椒畑は見えず、閉ざされた場所に入って行くのが怖くて、とても一人では行けない場所でした。
ところが今は、道路から山椒畑が見えるのです。
視界を遮るものがないので、警戒心もなく畑に入ることができました。
行ってみると、茂っていた桑の木は一本残らず切り倒され、山椒の木以外は何もなくなっていました。
こうなると『今年から桑の実が採れない…』の思いがでてきます。
手入れをしてもらったおかげで、安心して山椒畑に入る事ができるのに、桑の実が…の不満。
わがままはきりがありませんね。

桜の名所まで、それぞれのお宅の庭に咲く椿や水仙を眺め、広がる畑の作物を見、そしてあちらこちらの満開の桜を眺めながら歩きました。


驚きの、一面つくしに占拠された畑






お角桜


お角桜と言われています。
3本の大木は10メートルは超えているのではないでしょうか。
薄いピンクのしだれ桜です。
満開を過ぎて散りはじめていましたが、下から見上げる桜はみごとでした。

この時間に花見をしているのは、路肩に車を停めて見ている年配の女性と年配の私、二人だけです。
とっくに5時をまわっていてあたりは薄暗くなってきました。


すぐ近くには『ぐんま昆虫の森』のきれいな桜並木があります。
時間があればそちらも歩きたいのですが、そこから家までの道順がよくわかりません。
暗くならないうちに、来た道を寄り道せずに帰るのが一番。
さぁ、急いで帰りましょう。

帰りは汗をかきながら、せっせ、せっせと歩き、25分で家に戻ることができました。
遠いような近いような、気分の良い散歩になりました。




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