大根の季節になりました。
大根は一年中ありますが、その美味しさを楽しむのはこの季節です。
大根は、どんな調理法でもその持ち味を発揮します。
生でパリパリとサラダや漬け物、豚肉と炒めて食べるのもあっさり美味しい。
蒸してから焼く大根餅もありますね。
でも冬のうま味は、なんと言ってもたっぷりと煮付けられた大根でしょう。
ということで今年の大根は5種類です。
万能選手の青首大根、煮ものには聖護院大根、濃い赤の紅芯大根、サラダに美しい赤大根、たくわん漬け用の練馬大根。
年が明けたら切り干し大根も作ります。甘味が凝縮されて、煮ものやハリハリ漬けが一年中味わえます。
大根よりきめが細かく、味が柔らかいのがカブです。
聖護院カブは、京都の千枚漬けに習い、塩、酢、昆布、砂糖で味付けをします。本場京都の均一な美しさには及ばず、群馬の百枚漬けってとこでしょうか。
冬の小カブのおすすめはグラタンです。ホワイトソースがよく合うように思います。
大根は野菜界のおふくろ、カブはいいとこにお嫁に行った叔母さんって感じです。
冬の収穫
紅芯大根