2012年10月24日水曜日

柴漬け


毎日収穫できる美味しい秋なすを使って、柴漬けを作ってみました。
用意する野菜は、なす、きゅうり、みょうが、生姜、しそです。
きゅうり以外はすべて自家栽培です。


つやつや秋なす

掘りたて生姜

ざっと洗ったみょうが…このザルに3枚ありました。

みょうがはこの夏の異常な暑さと乾燥で、あちこちからが頭をだす7月になっても、なかなかその姿を現しませんでした。
茂みの中を探せばいくらかはあることはわかっていたのですが、探す勇気と…茂みの中には何かいそうで…情熱もなく、夏みょうがはせいぜい薬味に使う程度し穫りませんでした。

ところが10月に入って、夫が、200メートルほど離れた屋敷からどっさりとみょうがを穫ってきました。
たまにしか行かない場所なのでみょうがが出ている事に気がつかなかったのです。

秋みょうがは夏のものに比べるとかなり大きく充実感があります。
ところが今回のみょうがはどれも花が咲き終わって、大きいけれど、ぶかぶかの状態になっていました。  もっと早くに穫っていれば…
ぶかぶかみょうがは商品としての価値はないのですが、ていねいにゴミを取って何度も洗い、使うことにしました。

今年はきゅうりのできが悪く、早々と畑から撤去してしまったので、きゅうりはお店から調達。
梅干し作りでできた梅酢を使うと、わりと簡単に柴漬けができます。
…と言っても、初めての柴漬け作りには『白ごはん.com』に習いました。



刻んだ野菜には2パーセントの塩が基本です

塩をした野菜は半日くらいで水が上がってきます。
よくしぼって水切りしたら、梅酢とみりんのつけ汁で押しておくだけです。


でき上がった柴漬けは、ほどよい塩分であっさりと仕上がりました。


野菜の水分をしっかりしぼるので、でき上がりはかなり少なくなります。
3回作ってみましたが、野菜は1キロ以上で漬けないと、満足できる量の漬け上がりにならないようです。

きゅうりのパリパリ感も捨てがたいのですが、まだたくさんあるみょうがと日々穫れるなすに生姜、しそ…我が家の野菜だけで、もう一度柴漬けを作ってみようと思っています。


みょうがを買って食べていたころのみょうがの食べ方は、薬味か甘酢漬けくらいでした。
みょうががうんざりするほど穫れるこの家では、義母がよく、胡麻和えや天ぷらにしていました。
それと刻んだみょうがに削り節と味噌を合わせて、温かいご飯にのせて食べるのも素朴な美味しさでしたね。
でも使うみょうがはほんの一部にすぎません。
いかにみょうがを消費するか…

ある時、親戚の叔母さんから、みょうがと舞茸の煮ものを教えてもらいました。
みょうがと舞茸を油で炒めてから甘辛く煮ます。
それぞれのうま味が出ていて、この煮ものはこの季節にいく度も食卓にのぼる定番料理になっています。


みょうがと舞茸の煮もの…舞茸が少なかったので椎茸も入ってます








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2012年10月17日水曜日

10月の畑


ターサイ、ミブナ、ミズナ、ミニチンゲンサイ

10月も半ばとなり、まだ夏日の日もありますが、朝晩はすっかり涼やかな秋の空気になりました
どこからか漂う金木犀の香りに、今年もこの季節がめぐってきたことを、懐かしいような淋しいような…秋の心持ちです。

会社、畑、私事…いろいろと忙しい時を過ごしました…更新できなかった事の言い訳です…ハイ。

忙しかった畑仕事…冬野菜の苗の植え付けや、種まきもようやくひと段落です。

夏の間に、驚異的に繁った雑草の刈り取りは、とうとう諦めました。

草刈りは丸ごとそっくり植木屋さんにしてもらいました。
手際のよい植木屋さんでも、二人がかりで数日かかりましたから、これを私たちでしようなんてとうてい無理な話です。


草刈り前…9月下旬

きれいさっぱり


畑仕事の手が空いて、早起き夫の、朝のウオーキングが復活しました。
我が家の周りは適度な起伏があり、朝の空気の中、赤城山を眺めながら気持ちのいいウオーキングを楽しんでいます。

朝のウオーキングで夫はリフレッシュして会社に出かけますが、たま〜に一緒に歩く宵っ張りの私は、朝から疲れを引きずるようです…
歩幅の狭い私は…脚が短いので…夫の後を懸命に追うだけで、朝のさわやかな風景を楽しむ余裕もありません。
時々立ち止まって待ってくれる夫に、ついて行くのがやっとなのです…トホ


キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの定植や冬野菜の種まきで、寒冷紗のトンネルは15本になりました。
柔らかな芽や葉は、蝶が卵を産みつけたり、バッタやコオロギに食べられたりで、寒冷紗なしではまともな野菜は収穫できません。






ひと月前に種まきをしたミズナ、ミブナ、チンゲンサイなどは収穫の時期を迎えています。
ミズナはザクザク刻んでサラダで、ミブナは豚バラとの煮浸し、チンゲンサイのクリーム煮、どれもまだ柔らかく癖がないので、どんな料理でも大丈夫です。
コカブ2種も2センチほどにふくらんできています。
もうそろそろですね、柔らかな葉もおいしく食べられます。


ミズナ


ミニチンゲンサイ


これらの野菜は時期をずらせて、2番手を10月初めにもまきました。
さらに今月末には、3番手の種まきもする予定です。
この頃には気温もかなり下がってきているので、ビニールのトンネルをして発芽や生長がスムーズにいくようにします。

大根類も2番手までの種まきが終わっています。
20メートルくらいのサク2本に、青首ダイコン、聖護院カブ、聖護院ダイコン、赤ダイコン、紅芯ダイコンが育っています。
ダイコンが収穫できる頃は晩秋から初冬で、その頃の温かな大根の煮ものが楽しみですね。

畑にはナスやピーマン、ゴーヤ、トマトなどの夏野菜の棚はそのままになっています。
トマトやゴーヤはずいぶんと収穫量が少なくなりました。
ナスも秋なすとなって、夏のように大きくはならないものの、細やかでしっかりしているのに固くはなく、煮もの漬け物に重宝しています。

夏から秋へ、そして冬に向かって行く…畑仕事をしていてもそんな気配が感じられます。




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