2012年2月29日水曜日

切り干しだいこん



たくさん作った練馬大根ですが、たくわんに漬けたのは二十数本。
残りの大根はどうするって…
切り干し大根にしましょう!


割り干し大根と切り干し大根

割り干し赤大根




冬の寒さと乾燥も悪いことばかりではありません。
切り干し大根、切り干し芋、キノコだって干すと味が濃くなって食感もGood!です。


屋外よりロフトで干すと早く干し上がり、色も白くできます

干しあがった様子

割り干し大根のハリハリ漬け
赤大根はきれいな赤に染まります


湯葉との炊き合わせ

干し大根の魅力は凝縮された甘みと、食感にあります。
うっかり煮過ぎて軟らかくしてしまうこともありますが、コリコリとしたハリハリ漬けの歯ごたえは最高です。

エリンギ、えのき、舞茸も干します










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2012年2月27日月曜日

窓辺のトマト



例年でしたら、いろいろな菜花のツボミが穫れる頃ですが、今年は繰り返し襲う寒波に野菜は外葉からだんだん枯れて、生気を失っています。

そんな寒さの日々でしたが、先週はほっと寒さの和らぐ日が二日ほどありました。
その貴重な暖かさで、紅菜苔(コウサイタイ)にいくらか元気が戻ったようです。
まだ茎は細く短いのですが、二つかみほどの収穫です。
茎の赤紫はアントシアニン、癖のない甘みがあり、少しヌメリ感もあるように思います。
紅菜苔は私の好きな野菜のひとつです。


右 紅菜苔  
左は畑のあちこちから適当に生えているアブラナ科の野菜
これもなかなか美味しいです



窓際では温かい光を浴びて、トマトが育っています。
夏のトマトから種が落ち、小さなトマト苗になっているのをみつけ、昨年の秋に鉢にあげておきました。
霜が降る頃から室内に入れて、窓際で育てていたものです


中央がトマトの鉢


実が着くまではどんなトマトか分からずにいたのですが、結果はミニトマトでした。
幹は細いながら、花はよく咲きます。
今、8、9段目の花が咲いています。




受粉を助ける昆虫がいないので、実着きを確実にする成長剤を噴霧しています…自然志向の私としては、やや後ろめたい気がするのですが…


現在1段目のトマトが赤くなり、2段目も色づきはじめました。
鉢の中の限られた養分で育っているので、一房の実の数が少なく、小さいようです。


だんだんと大きくなって、色づく様子を見るのは毎日の楽しみです。
成長剤を使用していることもあって、あまり食べる気分にはなれません。
どちらかというと観賞用でしょうか。





来年はこの出窓に、5鉢くらいのトマトを並べて、収穫の喜びも味わってみたいと思います。












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2012年2月21日火曜日

今年のジャガイモ



来月の半ば頃には、ジャガイモの植え付けをする予定です。
昨年は収穫量も少なく、できも悪かったのですが、収穫までの間引き、土寄せ、草取りにも、十分に手がまわりませんでした。


結論は本業の合間にする畑仕事なのに、二人では多過ぎるジャガイモの量だということ。
今年はジャガイモの種類も量も減らす…二人で話し合った結論です。


昨年のジャガイモは7品種


先月下旬、ホームセンターでジャガイモの種が売られているのをみて、そろそろ種を準備しようと思いました。
今年は、味のよい『インカのめざめ』、濃い紫の『シャドークィーン』、やさしいピンクの『ノーザンルビー』、形がよく多収の『はるか』に『十勝こがね』、皮の赤い『スタールビー』の6種類に決めていました。


ジャガイモはこんなにきれいな色です

2月に入ってすぐに農協ビルの花木センター(この辺りではかなりの種苗の品種がそろっている)に出かけました。
例年ジャガイモの種を買うのは2月の中頃ですから、余裕をもって早めに行ったはずでした。


ところが『インカのめざめ』と『はるか』がありません。
担当の人に聞くと、1月のうちに売り切れて、もう入荷の予定はないとの事。
あわてて近郊随一の広さを誇るホームセンターに出かけましたが、やはりありませんでした。
『インカのめざめ』は、ここ数年人気のある品種で、今年は種芋自体が不作なのだそうです。
インターネットで検索しても『インカのめざめ』は『売り切れ』の文字ばかりです。


結局インターネットで『はるか』のみ購入しました。
どうしても手に入らない『インカのめざめ』のかわりには、今年の新顔『インカルージュ』を購入。
さらに『グランドペチカ』『チェルシー』という品種も買い足しました。


…で、結局8品種、21キロの種芋を購入しましたが…これって、昨年より1品種1キロ増えてるー!
今年は減らすって決めたじゃない!


新顔の「インカルージュ」「グランドペチカ」…色がおもしろいですね




種売り場って、気持ちが高揚するんですね。
珍しい品種を見るとわくわくして、作ってみたいと思ってしまう。
それにともなう労力も考えないで、おもしろそうだな…と思ってしまう。
結局、時間もないのに畑仕事ばかり増えて、体力はついていかない。
年々体力は劣ろえるのに…


ジャガイモと一緒に買った、春蒔き野菜の種


すべてサラダ関係、こうしたフレッシュな感覚がいいですね


今年も頑張っていきましょう!













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2012年2月19日日曜日

寒さの原因

毎日寒い日が続きます。
東北や北日本の豪雪だけでなく、寒波の被害は海外からも聞こえてきます。
今年は稀にみる寒さなのです。

この辺りは寒くても、雪がめったに降らないので、それだけでもありがたいことだと思っています。




この家に住み始めて、3度目の冬を過ごしています。
今までは薪ストーブさえ焚いていれば、朝晩は20度を保っていましたが、この冬は16〜17度です。

2月に入り、夕方太田から帰ってくると、薪ストーブに火を入れると共に1時間ほどエアコンのスイッチも入れています。

昨年の夏、来客用に設置したエアコンですが、今年の寒さに暖房を使い始めました。
エアコンを使うと部屋の中は18度になり、この1度の上昇でかなり暖かくなったような気がします。



薪ストーブを焚いても、なかなか室温があがらない原因は、大きな窓にあるようです。
ペアガラスにはなっていても、冷気は窓からひろがっていきます。

この家の東側と南側は全面窓になっていて開口部が大きいのです。
…そのうえ、なんと、カーテンがない!のです。
いつでも全面公開中なのです。


東側

南側

ですから夜になり部屋の灯りがつけば室内は丸見えです。
窓の外の暗闇から誰かが見ているかも知れません…誰かでなくても猫でも狸でも、獣が見ていると思っただけでぞくっとします。



カーテンがないので室内はくっきり見えます

私は以前からカーテンを入れて欲しいと陳情していましたが、夫の返事はいつもNO!
家の周囲は畑なので誰も見たりはしない、カーテンをする必要はない!…と夫は言います。
いつでも広々とした風景が見え、夜は夜景を楽しむ…ですからカーテンは不要だと。
それにいいかげんなカーテンをつけては家の雰囲気が壊れる!…のも大きな理由。

しかし今年のあまりの厳しい寒さに、防寒という目的でカーテンがつくことになりそうです。
夫の気持ちを動かすほどに今年の冬は寒いのです。

先日カーテン生地のカタログが届きました。
これか、あれかと考える私ですが、ひと通り目を通した夫は渋い顔。
夫の希望に叶う生地がないそうで…シュン…

春が来る前になんとかカーテンがつきますように…



日中は温かな窓際
大根を干したり、ベビーリーフも元気に育っています

昨年の秋に買った売れ残りのハイビスカス
晩秋から毎週6,7輪の花を、絶えることなく咲かせています。








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2012年2月9日木曜日

久しぶりの畑仕事

20数年振りの大寒波で日本中が凍えています。
そんな中、この週末は寒さもゆるみ畑仕事に精を出しました。


梅、キウイ、イチジク、リンゴ、柿などの果樹の剪定をしました。
果樹は一年で背丈をグンと伸ばし、枝をめぐらせます。


キウイ棚で剪定を始めたところ

剪定が終わって…さっぱりし過ぎ?

果樹の育て方の書かれた園芸書を持って、どこの枝を切ったらよいのか悩み悩みの剪定です。


昨年は思い切りよくばさばさと切ったのですが、梅の実が少ししか実らず、切り過ぎが原因だったようです。
今年の梅の木、剪定後




春の畑作りは肥料作りからです。
無農薬、有機肥料栽培が基本ですから、肥料作りは重要です。
米ぬか、菜種カス、魚粉に、EM菌と糖蜜を混ぜて発酵させたEMボカシを作ります。
今回は米ぬか70キロに菜種カスと魚粉をそれぞれ14キロほど混ぜて、水に溶かしたEM菌と糖蜜で100キロ余りのぼかしを作りました。


EM肥料の作り方を参考に

肥料作り

10袋の肥料できあがり


全体がしっとりとしてかたまりができないように根気よく混ぜてから、二重にしたビニール袋にきっちりと空気を抜いて閉めます。
これを日の当たらない、しかし暖かい場所に置いて発酵させるのです。
日の当たらない暖かい場所…ロフトに置くことにしました。
洗濯物を乾かし、干し芋を干し、肥料まで熟成させ、ロフトは何かと便利な場所です。


来月にはジャガイモの植え付けが始まり、春の畑仕事がスタートします。











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