2012年5月15日火曜日

パセリとイタリアンパセリ

先日の『ためしてガッテン』を見ましたか?
テーマはパセリでした。



そうなんですね、パセリって飾りです。外で出されたら100パーセント手を付けません。
家ではソースやサラダの中に刻んで入れたり、あとはやっぱり料理の引き立て役としての緑色です。

…でも夫は好きなんですよ、マヨネーズをつけて食べています。
お金のない独身のころには、酒のつまみに好んで食べたそうです。
夫がパセリ好きとは知っていても、その味覚が理解できない私は、なかなか食卓に出さずにいました。

パセリはちょっとあれば…くらいの感じなのです。
一昨年までは種からおこしていましたから、かなりのたくさんのパセリがありました。
しかし料理担当の私が調理法を知らないのですから、限られた形でしか食卓に上りません。
無駄に育ってしまったパセリは、もこもことした姿と鮮やかな緑がきれいで、観賞用としてコップに入れて楽しむくらい…

そのパセリが『ためしてガッテン』ではゲストが絶賛する味になるとか。
挑戦する価値ありそうですね。

さっそくパセリとイタリアンパセリの食べくらべです。
味覚グラフによるとパセリもイタリアンパセリも同じ値でした。
70度のお湯に1分おき、炒りごまとお醤油だけで食べてみました。


左 イタリアンパセリ、右 パセリ


…なるほどね、芹のような、三つ葉のような…甘みもあります…
今までは口の中のごわっとした感じが嫌で、味わう間もなく飲み込んでいたのですね。
口の中にはパセリの香りだけが残って、パセリ、イコールごわごわ…というような。
パセリのごわっとした食感がなくなっただけで、ゆっくりと味わう余裕ができるようです。


パセリとイタリアンパセリの味は同じ…か?
パセリの方が香りが強い…イタリアンパセリは甘みが強い…などと最初は思いましたが、代わりばんこに口に運ぶうちにどちらも同じよう!?
微妙な味覚は自信ありません…


野崎さん紹介の、ささがきゴボウをたっぷり使った、パセリの卵とじもおいしかったですね。   
使ったのはイタリアンパセリですが…

パセリのごま和え…これも美味しい!



今年は2株しかパセリを作っていません。
イタリアンパセリは昨年の1株が大きく育っています。
イタリアンパセリの鉢を、夏の間外に出しておいたところ、鉢から根が張り出し、移動できなくなってしまいました。
しかたなく、今年の厳しい冬は外に出しっ放し。
でも枯れることも、葉が傷むこともなく冬越しました…以外と強いものですね。
春になると勢いよく育ち、鉢が見えないほどに繁ってきました。
でも最近トウダチが始まったので、花が咲き種が着くと、終わりになってしまうようです。
なるべく長く収穫できるように、トウダチした部分から摘んでいます。


急に愛しく思えるパセリ


イタリアンパセリのほうが利用価値はありそう



こちらはケーク.サレ。
イタリアンパセリとアーモンドの甘くないケーキ』です。

『ACOTの焼き菓子』では「ルッコラとアーモンドの甘くないケーキ」で紹介されています。
レシピではルッコラを100グラム使っているのですが、イタリアンパセリ80グラムに替えてみました。
パセリの香りが強いので50グラム位でもいいのかもしれません。
レシピにはないクリームチーズも入れたので、ワインによくあうと思います。






こうしてパセリの利用法が分かったので、さっそくパセリの種を買ってきてしまいました。
パセリ大好きの夫が、張り切って種まきをしてくれました。


パセリの畝を作るつもりなのですが…すぐに感化されてしまう性格です…









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