お盆に供える、仏さまへの野菜の盛籠です
父が去り、母が去り、この広い農地(ふたりで耕すのには)を夫が継ぎました。
夫は長男であり、いずれはこの土地を継ぐことはわかっていたことなのに、父母が亡くなるまで畑のことは考えたことがありませんでした。
今、ふたりで畑を耕している姿を、誰が想像したでしょう…天国の両親もさぞ驚いていることでしょう…。
会社を運営しながら、広い畑を管理することは大変きつい仕事です。
…時々、投げ出したくなることもありますから…
畑仕事をおぼえ、種を蒔き、芽が出て、作物が育っていく様子を見るのは喜びですし、なにより自分で育てた野菜のおいしさといったら格別です。
お盆を迎え、お供えの野菜を摘みながら、この畑を耕すことが両親やご先祖さまへの供養なのだと改めて思いました。
今年のトウモロコシは、少しづつ時期をずらして、4回に分けて作付けしました。
最初にできたトウモロコシは7月初旬に収穫の予定でしたが、敵(ハクビシンと思われる)はしっかりとトウモロコシの食べ頃を知っていて、実る数日前から味見をして、その時が来るのを待っているのです。
ハクビシンにトウモロコシを狙われるようになって、今年で3年目です。
トウモロコシに実が入ってくるころから、トウモロコシが一本づつ食べられて捨てられているのです。
最初の頃はハクビシンの存在すら知らないので、カラスのいたずらかもしれない…などと思ったりして。
ところがある日…いよいよトウモロコシを収穫しようという日、畑に行くと驚きの光景が…
トウモロコシ畑はめちゃめちゃに踏み荒らされて、あちらこちらにトウモロコシの残骸。
こんな事が2年も続いたので、いくらかハクビシンの習性がわかってきました。
ハクビシンにトウモロコシを狙われるようになって、今年で3年目です。
トウモロコシに実が入ってくるころから、トウモロコシが一本づつ食べられて捨てられているのです。
最初の頃はハクビシンの存在すら知らないので、カラスのいたずらかもしれない…などと思ったりして。
ところがある日…いよいよトウモロコシを収穫しようという日、畑に行くと驚きの光景が…
トウモロコシ畑はめちゃめちゃに踏み荒らされて、あちらこちらにトウモロコシの残骸。
こんな事が2年も続いたので、いくらかハクビシンの習性がわかってきました。
今年最初に数本のトウモロコシが食べられた時、今年もその時が来たことがわかり、さっそくネットを張りめぐらしました。
2重に張ったネットのおかげで、その後の被害はなかったのですが、うかうかしているうちに2番手のトウモロコシが食べごろを迎えていたのに気づかずにいました。
2重に張ったネットのおかげで、その後の被害はなかったのですが、うかうかしているうちに2番手のトウモロコシが食べごろを迎えていたのに気づかずにいました。
ある晩、午前0時をまわったころです。
窓を開け、畑から上がってくる涼しい風を感じながらパソコンにむかっていると…外はカエルと虫の大合唱です。
窓を開け、畑から上がってくる涼しい風を感じながらパソコンにむかっていると…外はカエルと虫の大合唱です。
…突然、バキバキと音がしました。
大きな葉の擦れるような音が続き、またバキバキと音がします。
あっ、トウモロコシ!! ハクビシンだ!!
寝ている夫を起こし、すぐに畑に行ってみました。
私たちが近づいても、ガサガサと音がしていて、まだ敵はトウモロコシ畑にいる様子です。
夜の畑は暗いので余計広く感じますし、懐中電灯ではほんの一部しか照らすことはできません。
結局、音はしたものの、その姿を見ることはできませんでした。
結局、音はしたものの、その姿を見ることはできませんでした。
トウモロコシ畑の周りは簡単に寒冷紗ネットを回してはあるのですが、きっちりと留めてなかったので楽に出入りができたのですね。
暗い深夜の畑ではハクビシンを防ぐための、何の作業もできません。
ただラジオのスイッチを入れて、畑に置いておきました。
音を出すことで獣が寄り着かないということを近所の人から聞いていたので、それが正しかろうがそうでなかろうが、他に方法がありませんでした。
音を出すことで獣が寄り着かないということを近所の人から聞いていたので、それが正しかろうがそうでなかろうが、他に方法がありませんでした。
翌朝トウモロコシ畑に行ってみると、何本も折られたトウモロコシの幹と食い散らされたトウモロコシが散乱。その数15本以上…がっかりです。
被害のなかったトウモロコシはその日のうちにすべて収穫。
箱に詰めて実家の母に送り、会社に持っていってみんなで食べてしまいました。
トウモロコシは3番手、4番手と時間差で育てているので、そちらのトウモロコシにもしっかりとネットを張らなければなりません。
楽しみにしているものを盗られてしまうのは、悔しい限りです。
寒冷紗で囲い、足元はしっかりとストッパーで留めました
この辺りで作物を荒らすのは、ハクビシンとタヌキだと言われています。
同じ桐生でも山に続くようなところでは、イノシシやサルの被害に悩まされているそうです。
イノシシなど筍や芋を、一晩で根こそぎ食べてしまうそうですし、サルが相手では、なす術がないとも聞きます。
それに年に何回かはクマ出没の話もあります。
それに比べたら、ネットで防ぐことができるくらいのハクビシンはいいとしなくてはいけませんね。
でも、手間隙かけて大切に育てた作物を横取りされるのは悔しいですし、作物を作る気持ちまで萎えてしまいます。
穫りたてのトウモロコシの、プチプチと弾ける甘みは、ちょっとした果物以上です。
こんなに美味しいものを作る側にも責任があるかもしれません。
ハクビシンだって、トウモロコシの魔法にかかってしまいますよね。
スイカもだいぶ大きく育ったのでハクビシン避けにネットを張りました。
スイカ畑にもネットをめぐらせて
スイカ『金の卵』と『ゴジラの卵』…のようです
もうひとつネットの必要なものがあります。
イチジクです。
昨年はカラスでしたが、今年はヒヨドリにつつかれています。
大きさ10センチくらいあるイチジク
見事につつかれています
イチジクにもネットをかけました
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