2011年9月27日火曜日

台風の被害…竹の子芋


各地で大きな被害を出した台風15号。
日本縦断のコースはまぎれもなく群馬県を直撃でした。
ところが太田桐生方面は、一時大雨が降った以外は強風が吹き荒れるという感じもなく、いつ通り過ぎたの…?くらいのあっけない感じでした。

枝の折れやすいピーマンもナスもトマトも大丈夫、台風の中心から北側というのは影響が少ないということなのでしょうか。 


今年はヨトウムシが少なく、里芋も元気に育っていました。

ところが…それから二日後、里芋畑に行ってみました。
なんだか里芋畑の一部が傾いているようです。
よくよくみると竹の子芋の列が傾いています。


西側に倒れたようす

竹の子芋が倒れることなど予想もしていませんでした。
やはり荒々しく風は吹いたのでしょう。


一般的な里芋は土の中で育ちますが、竹の子芋は土の中から上に伸びていきます。
土の中にあるのは芋の一部で、成長と共に芋は上に伸びるわけですから不安定になります。
でも、これまで、竹の子芋が倒れたことはありませんでした。
よほどの強風が吹いたということです。

傾いていても根が付いているものはそのままにしておきましたが、芋の部分がぽっきりと折れてしまったものは15本ほどありました。






本来は11月下旬あたりの霜の降りる前に収穫する竹の子芋。
その頃には、芋は50センチほどの長さに成長しているはずです。
台風で折れた竹の子芋の長さは20数センチに。


もったいない、残念という思いはありますが、初物として美味しくいただくことにしました。


葉を落とした竹の子芋


竹の子芋と牛肉の煮もの








ようやく鏡が入りました。


3月11日の東日本大地震。
桐生地方は震度6弱でした。


その時、洗面所のスライド式の鏡が落ちて粉々に…


飛び散ったガラスで床にはたくさんの傷が。


あれから半年、余震の心配も薄れ、ようやく鏡を入れる事ができました。


朝、鏡をスライドさせて、庭を眺めながらの歯磨きは気持ちのいいものです。










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2011年9月21日水曜日

色々…ジャガイモ


今年収穫したイロイロジャガイモです。

今年のジャガイモは種芋の状態が悪いものを植え付けたので、発芽しないものがかなりありました。


思い起こせば…
種芋の売り出しには早々と出かけ、8品種20キロのジャガイモをそろえました。
植え付け前には暖かい室内に置き、芽出しをうながしました。
そこまでは順調だったのです。


さて植え付けの予定日…作業は会社のお休みの日曜日です…種芋を切り、切り口には草木灰をつけておきました。


朝のうちに、そこまでの作業を終えてひと休み。
そこで天気予報を聞き、今夜から寒波が来るとのこと…不安な気持ちになったところに、お客さまからの電話で夫が出かけることに…
寒波が来てジャガイモは大丈夫かしら…それに、一人で20キロものジャガイモの植え付けは無理でしょう…と、自信のない私はそうそうにジャガイモも植え付けを中止に。


ところが翌週の日曜日もお客さまとの打ち合わせが入り、ジャガイモの植え付けは更に延期となりました。


さて、いよいよ次の日曜日です。
種芋を見て驚きました。
切り口が傷んでいるものがかなりあったのです。
しかたありません、泣く泣くこの種芋を植え付けました。


…ということがあってのジャガイモ畑です。
頭の中はかなりのマイナス思考でした。


じゃがいもの収穫は6月下旬から7月にするのが一般的です。
時間を見つけては、ぼちぼちジャガイモ掘りをはじめたのですが、この夏の猛暑と、どうせダメのマイナス思考にはばまれて、気力も体力もついていきません。
とうとう雑草のエネルギーに負けてしまいました。


結局8月のお盆休みになって、夫が草刈機で草を刈り、その後のジャガイモ掘りとなりました。


8品種のうち『インカのひとみ』は全滅。
『スタールビー』『ノーザンルビー』『シンシア』はお印程度です。
そんな中『トヨシロ』『はるか』『シャドークィーン』はよくできました。
さらに嬉しいのは小粒のはずの『インカのめざめ』に大きな芋がついたことです。


8月中旬まで畑においたジャガイモは、大きくなり過ぎて芋の中心に空洞ができたり、芋の肌が荒れたり、芽が動き出したりといろいろな弊害がありました。


来年は欲張らず、体力に合った作付けをしようと深く反省をしています。


5種類のジャガイモをサイコロに切って茹でました



とてもカラフル。 でも、やさしい色合いです。


キュウリとタマネギのピクルス、ハムをサイコロに刻み、すべてを和えてできあがったポテトサラダ



シャドークィーンを使ったビシソワーズ

ジャガイモは出番の多い野菜です。
工夫次第でいろんな料理に変身する、頼もしい助っ人です。







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2011年9月19日月曜日

冬野菜の準備

8月の末から冬野菜の種まきがはじまりました。
まだまだ暑い日が続く中の種まきは、冬への歩みのはじまりです。

朝の出社前の短い時間に、順次冬野菜の種まきをしました。
種は2、3日で発芽しますが、夏の日差しがまだまだ強く苗床の乾燥には要注意です。
実はばたばたと出社した朝に水くれを忘れ、全滅したことも…


ブロッコリー、キャベツ、ハクサイ


ハクサイは3種類、一般的な大きいものと便利なミニハクサイ、タケノコハクサイ


近隣の農家では、もうすでに大きく育ったブロッコリーやキャベツの苗が畑に植え付けられています。
こちらはまだまだ小さい苗ですが、それでも来週あたりには畑への植え付けをしなくてはならない時期です。

今年も聖護院大根、聖護院蕪、青首大根、たくわん用の練馬大根、彩りに赤大根の種もまきました。

コウサイタイやミズ菜、ミブ菜などはもう小さな芽を出しています。


根菜のトンネル


種いろいろ…一部です










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2011年9月13日火曜日

イチジクが実りました

2年前にお客さまからいただいたイチジクの苗木が、今年は葉もよく繁り、背丈も2,5メートルほどに育ちました。
昨年もいくつかはなったのですが、今年はたくさんの実がついています。





7月下旬にもいくつも収穫できましたが、ひと月おいて、またの収穫です。
収穫時期の見きわめが難しく、まだ硬いと思い、一日間を空けてしまうと、割れた口先に蟻やカナブン、クワガタがもぐっていることも。
早めに収穫することにしています。


ある日バサバサと大きな羽音…見ればカラスがイチジクの木に…。
そういえば8月はじめのイチジクにも、鳥がついばんだあとがいくつもありました…あれもカラスだったのか…。
イチジクの木を見に行くと、枝には食べかけのイチジク、下には食い散らかした残骸。
憎らしいのはまだ硬く小さな実まで落してあります。
さっそく脚立を立て、ぐるぐるとネットを巻き付けました。



カラスにつつかれたイチジク





これなら大丈夫でしょう


子供の頃食べた庭のイチジクは薄甘く、そんなに美味しいという印象がなかったので、スーパーに並ぶイチジクにも気をひかれることもありませんでした。
桐生の家の庭にもイチジクがありましたが、夫もイチジクには興味がありません。
その夫が、お客さまからイチジクの品種やその美味しさを聞かされ、さらに苗木もいただき、もうすっかりイチジクの崇拝者です。


イチジクはそのまま切って生でも食べますが、その優しい甘さが魅力です。


毎日収穫できるイチジクの多くはジャムにしていますが、砂糖は20パーセントの割合でも十分に甘くでき上がります。
ヨーグルトにかけて食べますが、やはり優しく上品な味だと思います。





ふたつに割るときれいな色です





イチジクのジャム


ヨーグルトにたっぷりかけて












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2011年9月9日金曜日

イチオシはニラの茎…

今、あちらこちらでニラの花が満開です。
それを見て、『もったいないなー、貴重なところを食べずに花にしてしまうんだー。』



ニラの花

我が家のニラの花はよそにくらべると、だいぶ少ないと思います。
理由は、花の咲く前の、茎の軟らかな時に、せっせと摘んでいるからです。
今咲いている花は、どうしても畑に出られない時…台風の豪雨の時などに摘み損なったツボミが花開いたものです。



ニラのつぼみがあがってきました。
草取りに手がまわらず、雑草の中です。


それくらいにニラの茎は美味しいのです。
すくっとのびた茎は軽く折ることができます。
ポキポキと摘むことができるのは2週間ほど…ニラの花の茎がたべられる期間は短いのです。


さっと火をとおしただけで、シャキシャキの食感と甘み…大好きです。
ニラの葉などくらべものにならないほど。



新鮮、穫りたて、おいしそう!

なるべくシンプルに、イカとの炒め物は最高の組み合わせです。
さっと茹でたニラの茎に、かつお節と醤油と和え、ちょっとごま油をたらす…なんていうのもたまらない美味しさ。


…しかしながら、これまでに何人かの人達にこのニラの茎を分けたのですが、なかなか好い反応がないようで…私の味覚に自信をなくしそう…


…ならば、こんな美味しいものは家族だけでこっそり食べることにしましょう。



かつお節にごま油をかけて


イカとニラの花茎の炒めのも














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