冬の漬け物…代表選手
たくわんは厚めに切って食感を楽しみます
今年もたくわん用に練馬大根をたくさん作りました。
これまでに3回ほどたくわん漬けはしていますが、毎回塩が強く、漬けてはみたもののなかなか食卓にはのぼりませんでした。
昨年も新たくわんの頃に4、5本出しただけで、後は15キロの重しをのせたまま今でも納屋の隅に置かれています。
古いたくわんは塩抜きをして炒めて食べる方法もあるのですが、そこまでして食べたくないというか、個人的にはあまり好みの味でないので、知らん顔して避けてきた…という感じでしょうか…夫は好きなようですが…
そんなわけで、たくわん漬けは、なんとなくおっくうな仕事になってしまっていました。
なかなか腰をあげない私を見かねて、夫は大根を抜き、洗って、軒に吊るしてくれました。
毎日台所に立つと、目の前に干された大根がだんだんと水分が飛んで、萎びていく様子がわかります。
はいはい分かってますよ、私がたくわんを漬けますよ!
仕事はできる方がする…のですから。
昨年暮れ12月25日にたくわんを漬けました。
今回は20本ほどで少なめです
昆布、唐辛子、干した柿の皮、干し大根の葉でうま味をつけます
はんぱが出ないよう、きつくしっかりと巻き込みます
10キロほどの大根にたいし、5,5キロの重しと13キロの重石をのせます
初めてたくわんを漬けた時は農業雑誌を参考に漬けたのですが、わりとアバウトなレシピで、今考えると塩分は10パーセント近くあったようでした。
昨年はインターネットで検索して漬けました。
6パーセント弱の塩加減でしたが、まだまだしょっぱくて食べられませんでした。
今回は大根に対して塩は4パーセント。きび砂糖(本当はザラメ)も4パーセントと甘めにしてみました。
数日前に樽を開けて初物をいただきました。
おいしい!
なかなかの塩加減です。
たくわん漬けで初めての感動のでき上がりです。
こんな感じに漬けあがりました
…あぁ、もう少し塩を控えてもいいかな…
パリパリとサラダ感覚で食べるためには、大根があまり萎びないうちに、早めに漬けるのもいいかも…
とたんに次回のたくわん漬けへの意欲が湧いてきます。
こちらは白菜漬けです。
今年の1月6日にミニ白菜と普通の白菜で、二樽漬けました。
塩分は3パーセント。
10日ほど前から食べ始めましたが、ミニ白菜の樽はもうおしまいです。
このスピードでいくと、残りの樽も早くに底が見えそうです。
1月6日の漬込み。 昆布、唐辛子、柚子が入っています
漬け上がり
もう次ぎの白菜漬けをしなくては間に合いません。
今日さっそく白菜を採り、日あたりに干してきました。
太田から帰ったら、漬込みをしようと思っています。
白菜を干します…甘みが増すそうです
↓ 是非、こちらもご覧下さい ↓