日本各地から、冬を告げる便りが届いています。
例年、霜が降り始めた頃にあわてて収穫しているサツマイモ。
毎年いろいろな品種を作っていますが、種類によっては大きくひびが入ってしまう芋もあって、同時期に植えても収穫時期はそれぞれに違う事にようやく気づきました。
先日いつもひびがたくさん入る『ベニキララ』の試し掘りをしました。
まだヒビは見られずよかったのですが、20本も苗を植えたのに、いくつも芋が着いていません。
今年のできはよくないようです。
とにかく、植える事、種を蒔く事が大切で…これをしなければスタートできない訳ですから…その後の手入れに関しては、時間があったら、になります。
植えてしまえばこっちのもの!…かなりいいかげんなところでもあります。
ですから植えっぱなし、蒔きっぱなしのことも多いのです。
そうして手をかけない分、小さかったり、いびつだったりとそれなりの生長となります。
ただ畑が広く広範囲に作っていることで、ほとんど発芽しなかったニンジンでも何本かは発芽していて、結果としてニンジンの収穫ができるわけです。
『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる!』の法則でしょうか。
ですから今年のサツマイモはできがよくなくても、すべてをかき集めればある程度の収穫量となるわけです。
蒔きっぱなしといえば、大根類もそうです。
一本採りするために4〜5個の種を蒔き、ふた葉の頃と、本葉がそろう頃に2回の間引きをすることになっています。
今回の間引きは一度だけ、それもかなり葉が生長してからの間引きになりました。
もう根の部分は10センチ15センチと伸びていて葉もかなりゴワゴワです。
本来なら間引き菜は柔らかく、調理もさっと茹でるだけなのに、ゴワゴワ大根葉は茹でてから油で炒めて味付けをするか、漬け物にするか…もちろんそれも美味しいのですが、柔らかいころの間引き菜にすれば皆に喜ばれただろうと思います。
大根葉がたくさん
サイシン(菜心)が収穫できるようになりました。
アブラナ科の野菜で、黄色い菜の花の付いた柔らかな茎をぽきっと折って収穫します。
昨年まではオータムポエムを作っていたのですが、柔らかで太い茎は同じでも、食べ比べるとオータムポエムのほうが甘みがあって美味しいように思いました。
来年はやっぱりオータムポエムに。
サイシン(菜心)
9月になってから種を蒔いたモロッコインゲンが穫れています。
4月に種を蒔き、夏穫りのためにもモロッコインゲンを作ったのですが、この夏のあまりの暑さと乾燥で、ほとんどがサヤにはなりませんでした。
秋のインゲンは、落ち着いてゆっくりと生長しているのでサヤも伸びやかです。
といっても、冷たい北風が吹くと、途端にだめになってしまうので、穏やかな日が長く続くことを祈っています。
トマトの棚にモロッコインゲン
まだまだどっさり穫れるものがあります。
満願寺とうがらしです。
真夏の乾燥時期には、すべての満願寺とうがらしが辛〜くなってしまいましたが、秋になるとともに満願寺甘とうがらしに戻りました。
15センチほどの満願寺とうがらしがたわわになっています。
二番手のミズナ、ミブナ、カブ、チンゲンサイ、ターサイも育っています
…もう間引きの時です
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間引き菜といっても流石のすごい量ですね^^;
返信削除こちらも甘長とうがらしは頑張ってましたが、今回の寒波で葉っぱがかなり萎れてしまったので、そろそろ撤収の時期が来たようです。
年内の畑仕事もあとは豆類を残すだけとなりました。
この土日でポットに種蒔きして、土作りの仕上げにかからないといけないですね。
今日もカブと大根の間引きをしました。
返信削除大きな籠に2枚もあったのですが、わりと柔らかい間引き菜だったので、さっそく実家の母と弟に送りました。
間引き菜はなかなかお店に出ませんし、美味しいですね。
abuさんのブログは畑仕事だけでなく楽しいですね。
お料理もかなりの腕前かと思われますが…