2012年9月19日水曜日

今年も花ニラがおいしい!



こんなにたくさん穫れた日もありました

今年はだめだと思っていた花ニラですが、季節になるとやっぱり頭を出してきました。

ニラは4、5年前に種から起こして、18メートルのサク3本になっています。
毎年豊富なニラが収穫できていたのですが、今年は春になっても、青々と葉が繁る事もなく、ようやく伸びた葉も茶色く葉先が焼けてしまっていました。

春には、密集したニラにアブラムシも発生しました。
定植してからずっと、植え替えもせずにいたので、固い土にニラの株が混んでしまい、葉も短く細いようです。
そんなニラですから食卓にのせるためにはかなりの手間がかかります。
今年は大好きな餃子を作るのにも、スーパーでニラを調達するほどでした。

こんな状態だったので、てっきり花も上がってこないものと思っていました。
8月も終わりの朝晩に涼しさを感じる頃から、緑のニラの葉が目立つようになり、と共にニラの蕾が上がってきました。


今年も蕾が上がってきましたが
となりの2列ニラはまばらな状態です


花ニラはテンダーポールという名前で出てるようです。
中華料理の食材ですね。
何年か前に東京のデパートの野菜売り場で見たことがあります。
我が家の花ニラにくらべたらずっとしっかりした茎と蕾でした。

我が家のニラは普通のニラなので、そこから伸びてくる茎や蕾は、テンダーポールに比べたらずっと細く小さい蕾です。
それでもは花ニラ摘みは好きな仕事です。
ニラの蕾がはじける前の、茎の柔らかな時に収穫します。
ポキポキと花ニラを摘んでいくのは心地よい感触です。

花ニラのシャキシャキとした食感と甘みがとても気に入っています。
これって我が家だけの嗜好なのでしょうか…ちょっと不安…

こんなに花ニラ大好きなのに、花ニラのメニューはなかなか増えません。
毎年同じ調理法の繰り返しです。
それは、簡単に火を通しただけで、さっと茹でるかさっと炒めるのが一番美味しいと思うからなのですが…
他の食材と一緒に調理すると、花ニラの個性が埋もれてしまうように思っています。



花ニラが繊細なので、豚肉よりイカのほうが合うような。


花ニラのお浸し…ごま油をちょっとたらして


今年も、イカの花ニラ炒めと花ニラのお浸しがかわりばんこに食卓に上っています。
あまり手を加えずに調理することが、花ニラを美味しくいただく一番の秘訣だと思います。

それに花ニラの時期はあっと言う間に過ぎてしまうので、大切に調理しなくてはいけません。味付けに失敗しては花ニラに申し訳ないと…



今は花ばかりです

今日も3日ぶりに花ニラ摘みに畑に出ましたが、ほんの一握りの収穫だけです。
花ばかりが目立って、もう花ニラの季節も終わりですね。


来年はテンダーポールの種を買って、育ててみたいと思っています。





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